Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

牙が無くなったので、耳を伸ばしてきた

 とうとうレバノンでも地上戦が始まり、NHKBSの海外ニュースは、戦場の話題が半分を占めるようになっている。ドンバス州で、クルスク州で、ヨルダン川西岸地区で、イエメンで、ガザ地区で・・・暴力の応酬はとどまるところを知らない。しかるに国連安保理は全く機能せず、毎日悲惨なニュースを見ていると「侵略したって、別に罰せられないじゃない」と思えてくる。

 

 一番強くそんな思いをしているのは、現実に侵略している国の人たち。意味としては、もっと侵略すべしではなく、どこからか侵略されるかもということだ。その代表的な国ロシアでは、欧州で一進一退の攻防戦をしていて、多くの戦争資源を投入しなくてはならない状況だ。北朝鮮(*1)らから武器を調達するだけでは足りず、他の地域に配備している部隊の転用を図っているはず。他の地域って・・・まず目につくのは極東である。

 

函館の聖ヨハネ教会

領空侵犯したロシア軍機 スカスカの北方領土と募る日本への疑心暗鬼 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

 

 この記事は、先月かなり危ない偵察行動をしたロシア軍機の目的を推測している。すでに北方領土などの部隊をかなり転用してしまったので、防備がスカスカだとある。牙がなければ耳を伸ばすしかないのが、野生の世界の鉄則。一生懸命耳を伸ばしてきたわけだ。その意識の根底には「日本が自国領だと言っているこれらの島を、奪還(侵略)してくるかもしれない。最近軍事費増など、軍備を増強していることだし」との危惧がある。

 

 日本国民は北方領土は返して欲しいが、自衛隊に侵攻作戦をさせるつもりはさらさらないのに、先方はそう思っていないはずです。今度の内閣や自民党体制は、総理を含む防衛大臣経験者が4名も要職にいます。それを見たら。もっと疑心暗鬼になってくれるかもしれませんね。

 

*1:北朝鮮がこのところミサイルなど撃ちまくっているのは、別に韓国や米国を脅すためではなく、ロシアへ「当方の武器は使えますよ~」との拡販デモらしい