岸田首相は、明日内閣改造をするという。政治とカネを巡って先週秋本議員が逮捕されるなど、この４年で８名の議員が検察庁のお世話になっている。内閣支持率も低迷しているのだが、野党の方も元気がない。
・立憲民主党と維新の会がののしり合い
・国民民主党が連立入りするのではとの疑念
・汚染水と連呼して中国を利するだけの共産党ら
そこに「百田新党」が登場するとの報道があった。メンバーを拝見すると「正論」懇話会でお見かけするような人ばかり。うーん、本格的な右翼政党やね。すでにＸ（旧ツィッター）のフォロワーが15万人も集まっているようで、ある種のインパクトは与えそうだ。自民党右派や維新の会の一部から、票を奪う可能性は少なくない。その結党が10/17だから、秋にあると噂される解散総選挙がその前になるか、後になるかが興味深い。
このところ下げ止まり、やや上昇機運もある内閣支持率を上げるには、３段ロケットくらいが必要だろう。大臣経験をさせたいというようなベテラン（老朽？）議員を排除し、人気議員・若手議員を入閣させてまず第一段。
次に世界平和統一家庭連合への解散命令を出す。自民党としてはこれで関連疑惑を幕引きにして「潔白」を掲げるし、公明党もこれ以上「政治と宗教」議論を広げないように収める。これが第二段。
さて、第三段は何か？ジャニーズ問題？ウクライナ支援？対中強硬策？
最後のものは（政治家として）魅力的だが、「百田新党」を利するだけのような気もする。ではロシアか？北方領土交渉でも始まればと思うが、ちょっとあり得ない。日米韓はすでに強固な連携だし、インドと何か･･･というのもピンとこない。
もし（得意の）外交で何か成果を挙げるとすれば、消去法で北朝鮮となるかも。そういえば、このところ拉致問題がらみの報道が増えているような気もします。何かいいニュースでもあるのでしょうか？
