初めての金沢旅行、往路は所要4.5時間。いつも京都などへ行くときの<ひかり号>で名古屋まで、ここで後続列車に乗り換え米原着。米原からは懐かしい在来線特急<しらざぎ号>。敦賀駅で開通したばかりの北陸新幹線<つるぎ号>に初乗車、金沢に向かう。
雨の多い北陸地方、やはり小雨が降る中、タクシーに乗って10分あまりでコンドミニアムについた。有名な繁華街である<香林坊>の金沢駅より、用水沿いの町屋をリノベーションした1部屋35㎡ほどの<KIKI Hotel>というコンドミニアムだ。

金沢市内には無数の用水路がある。多くは地下に埋設されているのだが、ここでは地表に出ている。この通りの多くの家や店は、固有の橋を渡って道路と往来するのだ。メインストリートである<百万石通り*1>から1本奥に入った路地(*2)なので、閑静なところである。
大通り沿いにある大和百貨店や東急スクエアまでは徒歩5分。有名な近江町市場も徒歩圏だ。小雨の中を見て回って、すごく便利なところだと思った。大和百貨店の「デパ地下」では、チーズやワインも立派なものを売っていて、ウチ呑みも期待できそう。一方、大通りを外れて路地の方を歩くと、魅力的な飲食店が軒を連ねていた。

能登牛や岩ガキ、ノドグロ、加賀野菜などこの地方ならではの食材が豊富なのが、金沢の飲食店街の特徴。イタリアンも韓国焼肉も中華料理もあるが、やはり多いのは和食店/居酒屋。まだ明るいPM5時過ぎから、数人のグループは店の中に吸い込まれていく。
小さなコンドミニアムだが、コンパクトなキッチンは使い勝手がよさそう。琉球畳が4.5畳敷かれているリビングも居心地がいい。とはいえ、北陸地方最大の繁華街<香林坊>で暮らしていて、ウチ呑みですか~?と問われているように思う。
さて4泊しかありませんが、ウチ呑み・ソト呑み?どうしましょうかね?
*1:旧北国街道
*2:通称「せせらぎ通り」