北陸新幹線が敦賀まで延伸して、さて京都・大阪とどうつなごうかの議論になっている。東海道新幹線で一番近い駅は米原、寂しい駅だが従来名古屋発金沢行きの特急はここを通っていた(*1)。オリジナルプランは小浜経由京都へ入るもの。距離が長くなるだけではなく、深くトンネルを掘り進めることになる大工事だ。加えて京都の売り物の一つ豊富な地下水を貯めている岩盤に、穴をあけてしまうのではとの危惧もある。
だから僕は米原ルートを勧める(*2)のだが、まずは自分の目で見てみようという気になった。今月の旅行は、北陸応援キャンペーンで金沢への4泊5日。旧武家屋敷に近いところに、コンドミニアムを見つけて予約をした。さて、往復のルートはと考えたのだが、羽田~小松のフライトの時刻があまり思わしくない。

ならば、と往復新幹線にした。そして、買ってきたのがこの切符。乗車券は熱海発熱海行き。経由は米原・敦賀・金沢・東京。経由地欄がプリントしきれず、終着熱海は手書きとなった。最長一筆書き切符(*3)にはとても及ばないが、新幹線周遊旅行である。
在来線特急しらさぎ号と、敦賀~金沢の新幹線つるぎ号は全車指定席、帰りの新幹線はくたか号は自由席車両が少ないので、指定席にした。「指定席≒不自由席」と思っている僕にとってはやむを得ざる措置である。まあ、飛行機なら自由席じゃないしね・・・と自分を慰めることにした。
さて、明朝はいよいよ出発です。楽しみにしていますよ~。
*1:高山線経由の特急が金沢まで運行していたことはある