Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

東海岸の都市交通

 オーストラリア東海岸の3都市(2都市&1リゾート?)を巡った、今回の出張。各々の街で目立ったのは、路面電車だった。シドニーの都市交通についてはすでに一部紹介したが、非接触型クレジットカードでなんでも乗れる。中心街からWestern Sydney大学までは(日本でいえば)地下鉄とJRを乗り継ぐようなもの。同じプラットフォームで乗り換えられる。

 

    

 

 中心街では路面電車が、市民の足として活躍している。線路やプラットフォームは古めかしいが、列車自身はピカピカ。

 

 次に行ったゴールドコーストは、ラグーンの外郭を埋め立てたような縦に細長い街。イベント会場でもあった「The Star Hotel」の直ぐそばから、路面電車が出発する。ここがBroadbeach-Southが始発駅で、終着は鉄道駅に乗り換えられるParkwood駅。

 

    

 

 ここでも車両は真新しい。ホテルの窓から見ていると、実にゆったり動いていくのがわかる。のんびり過ごせるビーチリゾートにぴったりの交通機関である。低床なので、キャリーバッグも邪魔にならない。

 

    

 

 駅から数分で浜辺に出た。南太平洋に陽光が降り注ぎ、日本の11月にあたるというのに、サーファーも出ていた。

 

 最後に立ち寄った街はブリズベン。ここより北には、グレートバリアリーフ観光拠点都市ケアンズくらいしか、大きな街はない。ブリズベンはブリズベン川の下流に拓けた街。川は屈曲しながら市内を横断しているので、橋と水上バスが目立つ。ここでも大規模な建設ラッシュだが、その間を縫うように路面電車やバス網が敷かれていた。

 

 いずれも街も、べったりした平野ではありません。それゆえ多様な都市交通が必要だったと思います。オーストラリアの東海岸、住みよさそうなところです。ちょっと外食は高いけど(ラーメン1,500円、手巻き寿司500円)。