さてなんとかミッションを果たし、帰るとなるとオーストラリアで食べたものの記憶が蘇る。シドニーの2泊目、現地で会った人たちと6人で会食。予約してもらったのはスペイン料理の店<タパスとワイン>。満席の店内、年かさの特権でワインは、リオハのテンプラニーリョを選んだ。
種々のタパスが出てきたが、一番おいしかったのがホタテのバター焼き。
焦げ目がついているのに、中味はジューシー。シェフは、なかなかの腕前である。「The Star Hotel」ではイタリアンのお店。店内に赤々と火のついたピザ窯がある。僕のメインは<本日の魚料理>、海岸ではこうでなくちゃ。魚はサーモンだった。分厚さがすごい。
AusCERTの公式ディナーは、とても大人数。紫のライトアップで、映画「Back to the Future」のテーマ曲が流れて盛り上がっていた。
シャンパンやビールが配られ、鶏胸肉のソテーなどがサーブされたが、騒音もあって味わえたかどうかは難しい。
日本から行ったメンバー3人で会場を抜け出し、徒歩5分ほどのイタリアンレストランへ。フィットチーネと蒸し海老が美味しかった。
続いてブリズベンに移動、ここでのランチはホテルが勧めてくれたタイ料理の店に。僕が注文したのは、チキンのグリーンカレーとジャスミンライス。
適当に辛く、かつ味わい深い。チキンの量は半端ではない。豪州最後のディナーはイタリアンのグリルのお店。一緒の人達がステーキをと注文する中、僕が選んだのは前菜としてのタルタルステーキと、メインとしてのラビオリのカッチョ・エ・ペペ。
「炭鉱夫の食事」をお腹いっぱい詰め込んで、この日はホテルに戻った。翌朝は早朝から、シドニー行きのフライトに乗り、そこで乗り換えて青い日系会社の羽田便に。やれやれ、帰れそうだ。そしてフライト上のお楽しみもやはり食事。
ここでようやくオージービーフにたどり着きました。仕事だから仕方ないのですが、今度はもう少し余裕をもって、現地の食を楽しみたいものですよ。ごちそうさま。