東京を真の国際都市にする

　東京は過密都市だと言われる。もちろん国際都市でもあって、東京駅で乗り換えなどしようものなら、半分以上の乗客が外国人のように思える。しかし「真の国際都市」にするには、もっと国際的なものが欲しいと思う。今、来てほしいなと思っているのは国際連合。トランプ先生は国連など自国にいてほしくないだろうし、ニューヨークのあのエリアを再開発したら儲かると考えるだろう。

　そこで日本政府は、東京の真ん中に新しい国連エリアを作り、まるごと国連を誘致してはどうだろうか？ぐずぐすしていると、ロンドンかブリュッセル（ひょっとして北京？モスクワ？）に奪われてしまうかもしれない。

　そんなスペースがないというご意見もあるだろうが、以下のようにして空き地をつくることはできないだろうか？

平河町の天満宮

　まず、皇室には京都にお戻りいただきたい。当然宮内庁もお供する。国会は国土の中央に近い愛知県に。リニア開通も後押ししてくれるだろう。議院内閣制なので内閣と内閣府は岐阜県に。遠く見えるが、名古屋市と岐阜市の間の移動はJR快速で20分しかかからない。以下、

・復興庁は福島県に

・総務省は最初の電信実験をしたという鹿児島県に

・経済産業省は商人の都である大阪府に

・厚生労働省は「アマビエ」発祥の地と言われる熊本県に

・文部科学省は「けいはんな」のある奈良県に

・農林水産省は第一次産業が最も大きい北海道に

・環境省は近代公害のひとつ「四日市ぜんそく」の三重県に

・国土交通省はやはり日本の中心に近い長野県に

・解体デモに見舞われている財務省は、人口の少ない鳥取県に

・防衛省は最前線たる沖縄県に

・デジタル庁は交通が不便とされる高知県に

・国家公安委員会と警察庁は検非違使が最初に置かれた京都府に

　法務省はどこでもいいのだが地域のバランスを考えて広島県に。外務省だけは、国連との関係があって東京に残す。

　こんなプラン、いかがでしょうか？決してエイプリルフールのつもりではありませんよ。