Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

初夏の"Nouveau"

 ワインの世界では、その年の新酒を<ヌーボー>と呼ぶ。有名なのがボジョレー・ヌーボー。いわゆる「バブル期」、日本人が世界でいろいろなものを買い漁り、その中にこのお酒が入っていた。呑むことのできる日が決まっているのだが、時差の関係で日本では欧州より1/3日早く呑めるというのが売り文句だった。

 30歳代の僕は一次会は日本酒、二次会はバーボンかライ・ウィスキーなので、ワインはほとんど呑まない。それでも仲間たちが「ボジョレーパーティをやりましょう」というので、呑んでみたことはある。お値段の割には「???」という味だったが、経験不足なので美味いかまずいかもコメントできない。まあ「お神酒」のようなものと割り切って、その時期にだけ1~2度/年に呑むだけだった。

 

 ワイン好きの家内と結婚して少しづつワインの味を勉強したのだが、家内もボジョレー・ヌーボーには懐疑的だったので、わざわざ買ってきたことはない。昨年からの「COVID-19」騒ぎでマイレージ等でワインをたくさんもらい、「KALDI」や「成城石井」でもワインを買うようになると、ボジョレー・ヌーボーは呑まなかったがワインの味が少しづつ分かってきたような気がする。

 

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 「ハナマサ」や「ロピア」、時には「ドンキ」でいいお肉を買ってきたり、「KALDI」や「成城石井」で本物のチーズを揃えたりできるようになったのも、ワインが味わえるようになった原因のようだ。やっぱり食中酒は、何をツマミにするかで価値が変るのだ。

 

 ある日「成城石井」のワイン棚で、紫と白の横じま模様のラベルを見つけた。金色の文字で、”QUARISA NOUVEAU PINOT NOIR 2021"と書いてある。ビンの形状はブルゴーニューのものに似ている。確かに<ピノ・ノワール>種のワインだ。それにしても2021年って今年じゃないか?裏のラベルでオーストラリア産であることが分かって、謎が解けた。北半球はまだ初夏だが、南半球では晩秋。そうヌーボーが出荷される時期に、もうなっているのだ。

 

 それでは今夜のディナーは、近所のスーパーで買った北海蒸しタコと米国産牛肉で作ったローストビーフがメインです。これでオーストラリアのヌーボーを試してみることにしましょうね。いいね、初夏のヌーボー。