ある外資系企業さんからお誘いがあって、久しぶりに公式ディナーに出掛けることになった。昨今のコロナ禍で「４人以上の会食は禁止」と規定している大手企業もあるそうで、ビジネス客中心の料理店などはキャンセルで困っているらしい。
INI（Investment Nothern Ireland）主催の聖パトリックディのイベントも中止になってしまうように、僕自身の公式・非公式のパーティ・会食予定はいまのところゼロ。社内でも会食自粛のムードが強いのだが、今日くらいはいいだろうと（職場には言わないで）出掛けた。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/02/16/060000
指定された場所は「クラブ関東」。何度かメディア主催のイベント打ち合わせとしてワーキングランチをご馳走になったところだ。同じビルには大手グローバルコンサル会社や、高級コンドミニアム「アスコット東京」が入っている。
実は最初は「アメリカンクラブ」のはずだったのだが、そこが閉鎖されてしまったので変更してもらったのだ。最近服装はいいかげんなのだが、場所の格式を考えて今夜はスーツにネクタイ。約束の時間より少し早く到着すると、立派な身なりの人が出迎えてくれて個室に案内された。暗いけれども皇居を見下ろす広い部屋、楕円型の大きなテーブルに３人だけ。贅沢というか、寂しいというか･･･。先方はお二人ともすでに来ていて、早速ディナー開始。
前菜二皿、スープにメイン、デザートというメニュー。３人ともメインは「クロムツのソテー」ではなく「サーロインステーキおろしポン酢」を選んだ。飲み物はビールから始まり、前菜の二皿目からは白ワイン、メインは赤ワインとなった。
世間は新型コロナウィルスで騒がしいが、新型コロナ感染分布MAPにアクセスしたらマルウェアに感染したという例もあるようで、こちらのウィルス対策も忘れてはいけない。そんな話をしながらサーブされる料理を味わった。サーロインの焼き方はミディアムレアといったところで、おろしポン酢は添えられた練りワサビ含めてよく合う。
デザートの最後まで、格式の高さはランチの時以上に感じることができた。誘ってくれた人たちには感謝です。まあ、個人で来ることはないお店ですよね。
