Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

37階の鉄板焼き「赤坂」

 「COVID-19」禍もあって、2年余り会えていなかった人からお誘いのメールが来た。これまで時々「入船寿司」などの名店に誘ってもらっていたのだが、このところはご無沙汰してしまっていた。昨年はあるニュース番組でお見かけしたが、昨今の経済安全保障議論の中で意見を求められることもあって、多忙にされているようだ。僕の方もこれを機会に、立場が変わったこと、引き続きやっていることなど仕事の状況もお話ししなければと思った。

 

        

 

 指定されたお店は、<ANAインターコンチネンタルホテル>の最上階、37階の鉄板焼きレストラン「赤坂」。外食は久しぶりだという家内と一緒に、東京駅経由で溜池山王駅までやってきた。長い地下道を歩いてそびえたつホテルに、エレベーターで最上階まで登ったのは、これが初めてだ。

 

    

 

 案内された個室は、赤坂御苑が見下ろせる大きな窓のある部屋。窓際には大きな鉄板焼きのセットがある。まず新しい名刺など差し上げて、簡単に現況を説明する。その間に飲みもののオーダー、まずはグラスのシャンパンを注文した。

 

 すでに頼んでもらっているのは<神戸牛サーロインのコース>、鉄板に火が入り、コックさんが目の前で焼く準備をしている。前菜からして、すでに「牛」。牛肉のパテを焼いて、スプラウト食用花を添えてある。茶色のソースはバルサミコ酢ベース。

 

    

 

 続いて野菜の焼き物、海の塩と岩塩が皿の両端に添えてある。さらに3種類の塩ベースの付けタレも「お好みで」とのこと。お話ししながらゆっくりシャンパンを飲みほしたころ、神戸牛サーロインが鉄板上に乗った。僕はいつものように「Rare」と注文。メルローの赤ワインのグラスを貰って待っていると、いよいよメインの登場。

 

    

 

 これで100gだそうだが、シックカットで脂ののりがすごい。大きめに切ってあるので、一口で食べるのがもったいない感じ。確かに口の中で溶けるのだが、もう少し小さい方が・・・と贅沢な悩みである。

 

 「COVID-19」禍で、自宅で和牛サーロインを焼く機会も増えた。今日は焼き方の参考にさせてもらおうと、焼き方をチラチラ見ていたがあまり目からうろこのようなことはなかった。あえて言えば、ブランデーでフランベしたことくらい。

 

    

 

 このあと抹茶のアイスクリームのデザートまでいただき、満腹になってしまいました。目の前でコックさんが焼いてくれる鉄板焼き、まさに特別なディナーでした。