Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

新橋「西安」でちょい呑み

 この日は翌日「キャピトル東急」での朝食会合があるので、前泊しようと東京にやってきた。昨年後半からこういう宿泊は秋葉原駅前の「ワシントンホテル」を利用することが多くなったのだが、グループのカスタマサービスが変わってしまい、メリットが感じられなくなった。そこで以前から会員になっている<APAグループ>に関心が戻った。前回は平河町のAPAに泊った。今回は慣れた西新橋のAPAが予約出来ている。

 

 まだ明るいうちにチェックインし、帰宅者であふれる新橋の街にでた。もう閉めている飲食店はほとんどない。大勢でテーブルを囲み、ビアジョッキなど上げている。ほぼ普通の夕方に戻ってきたようだ。テレワーク7割って、どうなっちゃったんだろう。

 

        

 

 西新橋交差点に面したステーキハウス「VOLKS」にも魅かれたのだが、ちょっと重すぎる気がした。結局何度も前を通りながら一度も入ったことのない、西安料理「西安」でディナーとすることにした。このお店は刀削麺が売り物。間口は狭いが奥行きがある。3人のおひとり様と、5人の団体客がいた。一番奥のテーブルに案内されたが、そは調理場の前、ガラス越しに刀削麺を削る料理人の姿が良く見える。

 

 背後にグループ会食の声(関西弁だった)を聞きながら、注文したのは「ちょい呑みセット」1,480円+税なり。前菜+点心+メイン料理+1ドリンクという内容。選んだのは、押し豆腐、肉焼売、回鍋肉にドラゴンハイボール紹興酒ハイボール)。

 

    

 

 まず、押し豆腐とハイボールがやってきた。まるで麺のような固めの豆腐で、アクセントは2切れ交っている唐辛子。それほど辛くはない。ハイボールはちょっと甘め、不思議な味と言えるだろう。前菜を食べ終わって背後の宴会の自慢話を聞きながら待っていると、点心とメインが運ばれてきた。

 

    

 

 熱々の焼売は、どっしりした味と食感。回鍋肉は辛目の味噌味、ネギや木耳、パプリカ、豚肉も入っているのだが、主役はキャベツだと思う。芯の部分が甘くて、味噌味によく合う。ゆっくりハイボールなめながら、回鍋肉を食べ続けた。

 

 本当はメインに刀削麺を頼むべきだったのかもしれませんが、それは次回の楽しみにしておきましょう。このところ外泊のディナーは「中華一品でちょい呑み」が定着してきました。さて、今度はどこのお店に行けますかね。