Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

中国国際航空のビジネスクラス(前編)

 朝5時に品川プリンスで目覚めた。もちろんまだ真っ暗。アネックスタワーの22階からは、五反田方面の明かりが良く見える。6時ころの羽田空港行きに乗れば、空いている時にチェックインできる。いつものスターアライアンス系ではあるが、恐らく初めて乗る、少なくとも乗った記憶はない航空会社なので早めに行くに越したことはない。

 

 マイレージで得た特典航空券だが、往路は中国国際航空(たぶん国営か元国営)しか選べなかった。もちろんローマ直行ではなく、北京乗換え。最近開業した非常に大きな空港だとのこと。乗換時間は2時間弱、ちょっと不安ではあるが「タダ」なのだから文句は言えない。ちなみに復路は、馴染みあるスイスエアーである。

 

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 ラウンジはいつもの青い日系航空会社のもの。そのころようやく日が昇り、このところ拡張著しい羽田空港の全貌が浮かび上がる。搭乗はスムーズで、これから約4時間の北京への飛行である。

 

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 少し古い機材のようで、ビジネスクラス座席は広くて僕らには前の座席まで足が届きそうにない。タイプとしては、トルコ航空のそれに近い。正直気になっているのは、北京の新空港での乗り換え。全く経験がないこともあるし何が起きるか分からないと不安だけが募る。ここでしくじったら、1週間の休暇が台無しである。

 

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 飛び上がった後の朝食メニューはなかなかいい。中央にある点心3点セットがしっかりとした味付けで美味。白粥に付ける漬物3種も、いいお味だった。飛行時間は4時間だし乗り換えに不安があるし、お酒は飲まないからオレンジジュース。

 

 フライトマップによると、北朝鮮を大きく北に回り込んでいく。かの国もロシアのように飛行が自由を出来るようになれば思うが、そう簡単には行くまい。そうなれば羽田・北京間は3.5時間か3時間に縮まると思うのだが。

 

 窓の外を見ると、旧満州の平原が広がっている。その後少し山地になって、白いもの(雪かな?)が目立ち始めた。10年以上前北京の冬に仕事で来たときは、マイナス20度以下だった。今でも多分氷点下だろう。やがて市街に近づいてくると、別の白さが見える。どうもまだスモッグの処理は不十分なのだろう。

 

 機体が降下を始め、いよいよ新空港に到着します。ちょっと不安・・・。

 

<続く>