今のマンションに引っ越す前、僕はJR来宮駅から徒歩4分ほどのマンションに住んでいた。そのころは東京のオフィスに通うのに、来宮~熱海~東京というルートをたどっていて、朝早くまた夜遅くこの駅を利用していた。
かつてはこの駅にも駅員がいたように思うのだが、今は完全に無人駅。改札口もICカードをタッチする機械があるだけで、物理的にはフリーパスである。待合室も閑散としてツバメが巣をつくっていた。ところが、半年ぶりに尋ねてみるとすごい賑わい。
「熱海プリン」がJR来宮駅にオープン。レトロかわいい店構えで、來宮神社にちなんだ限定“麦こがしプリン”など販売 - トラベル Watch
駅そのものは無人駅なのに、人気の「熱海プリン」の店が入っていた。古いけれど頑丈な駅舎であり、いい利用法だと思う。そういえば甘木鉄道大刀洗駅でも、無人駅舎にカフェが入っていた(*1)。
ちょうどお腹が空いてきたのでランチとしたいが、プリンでは仕方がない。熱海警察を過ぎて歩いていくと、こんな幟が。
この雑居ビルには「テンポドーロ」というイタリアンの店(*2)があり、何度か利用した。地下にはカラオケスナックがあったはずだが・・・。
ものは試しと入ってみると、いかにも居酒屋という感じのお店とご主人。聞くと「昨年10月に開業、一人でやってます」とのこと。来宮神社参拝のランチ客と、地元のディナー客でぼちぼちやっていると仰る。
おおむね1,000円のランチメニューの中から「唐揚げ定食」を注文した。揚げたて熱々の唐揚げで、大盛りのご飯をいただいた。あとで調べてみると、熱海経済新聞に開店の記事が載っていた。
熱海・来宮駅近くに「創作和食 しぶ谷」 もつ煮や角煮を売りに - 熱海経済新聞
ランチにも、もつ煮や角煮がありました。そちらを頼むべきだったかもしれません。でもまだ暑いので、ちょっと日和ったわけです。今度はそれらを食べてみたいです。そういえばお酒メニューに静岡の銘酒「磯自慢」がありました。そうすると、ディナーですかね?また来ますよ。