先日家内のバースデーにあたり、久し振りに近所で外食をすることにした。といっても田舎なので、函館のラ・コンチャや奥沢の隠れ家レストランのような立派なものはない。１～２軒気に入った店もあるのだが、団体客も多いようでなかなか予約が取れない。そこで以前から気になっていた、３年ほど前に開業したイタリアンの店に行ってみた。
JR伊東線来宮駅からほんの徒歩１分の雑居ビルの１階にある「テンポドーロ」というイタリアンレストラン。昔は小さな呑み屋ビルのようなところで、カラオケスナックが地下にあり、他に何軒かの居酒屋・料理店がはいっていたのだが、テナント含めてリニューアルされている。近所の人のブログによると、味はいいがちょっとお高いとなっている。外観を見る限り、センスの良さそうな店である。
週末の早めのディナーを予約したのだが、席は半分ほど埋まっていた。カウンターが６～７席、テーブル席が30席くらいのゆったりした造りである。まず、イタリアビールの「モレッティ」を頼んでメニューを見る。前菜・パスタ・魚料理・肉料理が各１ページ、それほど多いメニューの種類ではないが、とりあえずは十分な量。ワインも白が１ページ、赤は２ページにわたって紹介されていて、なかなか期待できそう。
今回前菜として頼んだのは、ハム・ソーセージの盛り合わせ。４種類が盛りつけられてきた。右上が大ぶりのソーセージ、ドイツでよく食べているもの。右下が、サラミっぽいソーセージ。この２つは輸入物だそうだ。左下は、白カビの付着したサラミ。左上はプロシュート（生ハム）で、この２つは国産（御殿場産）とのこと。
