猛暑の名古屋場所が終わり、地元力士熱海富士関は11勝4敗、また準優勝に終わった。横綱大の里関らと並んでの準優勝は、褒めてあげてもいいと思う。一昨年の幕内デビュー当時は破竹の勢いだったのに、右差し一気の寄りに慣れられてくると勝ち越しできない場所も増えてきた。
今場所も初日二日目と連敗し幕尻が近いかと危ぶんだのだが、その後巻き返し立派な成績となった。ただ14日目の元大関高安戦は、いい相撲ながら敗れた。ケンカ四つの相手に対し上手く差し勝ったのに、高安関に上手を取られて投げられてしまう惜しい敗戦だった。

これは先場所、国技館での写真だが、入り口に一番近いところに幟があったので撮っておいた。森下駅近くにオフィスがあるので、隣駅両国は馴染みの場所でもある。かつてのように絶対的な強さを誇る力士(≒横綱)がいなくなり、場所替わりヒーローが出てくる代わりに、三役が固定しない。横綱は負けが込むとすぐ休場、大関はすぐに陥落してしまう。しかしそれも勝負事ゆえ、全勝優勝ばかりというよりは自然な気がする(*1)。

地元熱海市では、熱海富士関を応援するコーナーが一杯。熱海駅改札口には、熱海富士関の本場所中の勝敗が黒板に書かれて掲示されている。先日のJR熱海駅開業100周年の式典には、熱海富士関もやってきてくれた。市民の熱気も大したもので、それが今回の準優勝の後押しになったのなら嬉しい話。

この日は全身写真のある熱海駅ビル<ラスカ>にやってきた。久しぶりにここれランチをと、3階の<五味八珍>に入った。いろいろ値上がりしているようで、とうとう五目焼きそばが1,000円を越えてしまった。
まあいいですよ。熱海富士関の準優勝を祝して、1,000円越えランチもいただくことにします。来場所は前頭も上位に上るでしょうから、三役力士らとの熱戦期待していますよ。