Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

実感に合う「3,000円の壁」

 このところ、めっきり現金を使うことは少なくなった。公共料金等をコンビニで支払う時、現金のみの店やタクシー(*1)を使った時、あるスーパーで現金だと常時3%引きなので使うくらいだろうか。公共交通機関に乗るときは交通系ICカードだが、使えるようになればクレカのタッチ決済も考えられる。

 

 あとは飲食店や買い物。熱海駅ビル<ラスカ>の店舗では、JREポイントは付くが○○Payポイントは付かないので、おおむねクレカ。そのように特別な店でなければ、クレカと○○Payを併用している。どちらを使うかの基準を決めているわけではないのだが、この記事を読んで膝を打った。まさにそうしている。

 

「1,000円ならスマホ、3,000円超ならクレカ」飲食店での支払い実態が明らかに(スマホライフPLUS) - Yahoo!ニュース

 

 厚労省の調査結果で、以下のようなことが分かった。

 

・1,000円以内の少額決済ならキャッシュレス率64%、3,000円以上なら69%

・1,000円以内ならスマホ決済が最多、3,000円以上だとクレカ決済が最多

 

吉野家」の牛丼並、498円なり

 いまでは数少なくなったワンコインランチの牛丼。「吉野家」は1円単位なので、小銭扱いが面倒くさい。○○Payだと面倒がないうえに、ポイントが付くしクーポンが付くこともある。

 

大戸屋」の焼鯖定食、1,060円なり

 やっぱりお魚が食べたくて「大戸屋」にはよく通う。このチェーンのアプリを入れていることもあって、スマホ決済は自然な流れ。

 

馴染みの店でパーティ後の二次会

 しかしもう少し値段が張ると、なぜかクレカ決済になっていた。この写真は某所でのパーティの後、気の合った仲間と軽く二次会をしたもの。焼き鳥、鰺のタタキなどで焼酎のロックを飲み、一人頭3,000円ちょっと。○○Payの割り勘機能もあるのだが、今回は個別会計にしたので各々クレカで支払った。

 

 なるほど「3,000円の壁」ですか。付帯ポイントは○○Payの方がいいような気もするのですが、なぜか「壁」を作っていましたね。

 

*1:熱海にはまだ結構ある