Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

大衆中華料理店が多い街

 清澄白河と森下の間あたりに新オフィスを構えたので、このあたりが新しく「僕の街」になりそうだ。都営地下鉄森下駅上の交差点には、江戸火消の纏のようなモニュメントが立っている。さすがは大江戸線新宿線も入っているけど)やね。

 

        

 

 いろいろ歩き回ってみると、おてごろ価格の料理屋さんが多い。大手の外食チェーンがむしろ少なく、居酒屋やラーメン店、中華料理店が目立つ。地下鉄で2~3駅行けばラーメン1,000円当たり前の都心なのに、ずいぶんと価格が違う。

 

    

 

 何軒かメニュー表を見て回ったが、どこもお値打ち。ランチセットも豊富だ。迷った末、大通り沿いの「大衆菜館紫園」という店に入ることにした。表の派手な色の提灯と、看板一杯のランチセットの表示に魅かれたからだ。

 

    

 

 割合細長い店で、奥の方は良く分からないが、入り口に近いところでも10卓ほどのテーブルがある。昼時を少し回ったころ合いだが、半分の卓が埋まっていた。注文したのは「五目炒飯と小ラーメンのセット」700+100円なり。

 

        

 

 僕の後からもぽつりぽつり客が入ってきて、多くの人は「日替わり定食」を頼んでいる。雰囲気から推して、みんな常連。近所の人だろう。5~6分待って運ばれてきたのがこれ。

 

    

 

 大盛りに近い炒飯に、海老が1匹乗っかっている。小ラーメンは醤油ベース、もやしばかりに見えるが、下にしっかり半玉程度の細いちぢれ麺が潜んでいる。隣の卓の小柄な女性のところには「大盛りご飯の定食」がやってきた。その盛り方がすごい。うーん、量の意味でのコスパは最高やね。

 

 さてお味の方はというと、炒飯は△。具材の叉焼がイマイチ、ご飯もべっとりしていて、目立つのはミックスベジタブル(多分冷凍品)。でもラーメンの方は○、麺もしっかりした歯ごたえで、スープも味わい深い。この店はラーメンが当たりのようだ。

 

    

 

 満腹になって店を出ました。路地の桜が満開です。この街、好きになれそうですよ。