Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

懐かしい店「高田屋」

 翌朝早い会合があるので、また東京で前泊した。もう全国旅行支援のことも耳に入らなくなり、気兼ねなく宿を選ぶことができる。今回の宿は何度か利用している「APAホテル平河町」。日が暮れてチェックインし、ディナーを摂りに街に出た。このところ地方出張が多く、行く先で地元の日本酒と旬の肴を味わうクセがついてしまった。そんなわけで、中華居酒屋などの「ちょい呑みセット」では満足できなくなっている。

 

        

 

 麹町の方に歩いていくと、焼鳥、焼肉、寿司屋などがある。ふと目に留まったのが「高田屋」。蕎麦のチェーン店だが、20~30年前は居酒屋としてよく使っていた。勤めていた企業がこのグループの株式を持っていて、上司から「呑みに行くなら、なるべく使ってやれ」と言われていたせいもある。

 

    

 

 本当に20年ぶりくらいなので、懐かしさでふらふらと入ってしまった。ここの夜の客層は2種類、ひとつは職場仲間のミニ宴会。もうひとつは、おひとり様で〆の蕎麦まで味わう人。小上がりと4人掛けには、前者のグループが3つばかり。中央のテーブルには後者の人達が2人いた。中央テーブルに案内されて、まず日本酒「北前船」の2合徳利を注文。

 

 広島産のお酒が竹筒で、突き出しにザーサイの炒め物と筍の煮物が出てきた。続いて旬の肴として鰹タタキを頼んだ。北前船なのに広島とはなぜ?とは思うが、味わいはさっぱりして呑みやすい。

 

        

 

 鰹はサラダ仕立て、菜の花や玉ねぎスライスの上に揚げニンニクチップが散らしてある。鰹自体はCOOPで取り寄せるものの方が美味いかな。でも、ゆっくり日本酒のお供にするのがいい。最後にお腹に溜まるものとして厚揚げ焼きを頼んで終了。

 

        

 

 以前は一人で入ることなどなかった店です。僕の隣のおじさんは、ビールジョッキを傾けた後は、蕎麦をたぐって帰りました。それなりに美味しかったので、時々利用しましょうかね。今度は〆の蕎麦も試してみましょう。