欧米では「COVID-19」新規感染者が、日々最高記録を更新するように＜オミクロン株＞の猛威が続いている。日本だけは抑え込みが効いていたのだが、それも各地で同株の市中感染が起き始め、新規感染者が増えてきた。特に米軍基地のある沖縄などで急増している。
昨年の今頃はというと、11都道府県に「緊急事態宣言」が出ていて、ここ静岡県でも「宣言」こそないものの、毎日100人以上の新規感染者が出ていた。４万人にも満たない町熱海でも、毎日２～５名の報告があった。これは横浜市（の人口）に当てはめると毎日200～500名ということになる。
そんなわけで、熱海の新春の風物詩である２つのイベントは中止となってしまった。しかし、今年は例年通り行われるという。
熱海で梅と桜の共演 「梅まつり」と「桜まつり」が同日開幕 - 熱海経済新聞 (keizai.biz)
それは、
・熱海梅園梅まつり （1/8～3/6）
・糸川桜まつり （1/8～2/6）
である。何度か紹介しているが、ここ熱海の桜はソメイヨシノもあるけれど、早咲きの河津桜に近い品種の「熱海桜」が有名。本来一番寒い１月末から２月の初旬に満開になる桜である。品種に加えて滅多に０度を下回らないという熱海の気候が、こんなイベントを可能にしている。
沖縄のオリオンビールがこの季節に売り出す「いちばん桜」という缶ビールを傾けながら、糸川沿いで花見をするというのもオツなもの。僕のマンションからは糸川沿いも眺めることができるし、歩いて行っても５～６分ほどしかかからない。
明日から２つのお祭りが始まるという日、所要があったので熱海駅まで出かけて行った。もうＵターンは終わっているはずだが、熱海駅周辺の混雑はひどい。駅前に行く道路の工事も、いまは中断しているのに渋滞が起きている。この勢いが続いたら、感染力の強い＜オミクロン株＞で一気に新規感染者が増えるのでは･･･との懸念もある。
とはいえ心配していても始まらないので、まずは腹ごしらえ。大分待たされたけれど「五味八珍」に入ることができて、寒い日の定番「味噌ラーメンと炒飯のセット」を頼んだ。濃い味噌味のスープにちょっと辣油を垂らすと、とても温まる。加えてたっぷりの炭水化物。
食事をしながら、なんとか「COVID-19」新規感染者が急増せずに、こういうイベントが続けられますようにと祈りました。
