Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

再び水際対策が必要に

 昨日「中国はフルコロナ」と言ったが、その具体的な惨状が次々に伝わってきている。中国政府の公式発表では死者は数名なのに、

 

・北京では火葬場の前に長い「待ち行列」、中には棺に納めてもらえない遺体も

四川省では約16万人を調査したところ、63%にあたる10万人が「陽性」

・「震源地」武漢では、感染爆発。現地の肌感覚では、人口の9割が感染

・ミラノ空港に到着した中国からの2便、乗客のおよそ半数が「陽性」

 

 特に最後のものが、各国からは脅威と映る。「With COVID-19」になっている欧米では昨秋から、少し遅れた日本でも12月から渡航制限が大幅に緩和されている。困ったことに中国も、今月から渡航緩和に舵を切った。8日からだと言うが、すでに僕ら夫婦の住む熱海にも、中国人観光客が大勢戻ってきている。

 

        

 

 14億人のうち2億人以上が感染しているとの説もあり、これだけの感染者がいれば新しい変異株が生まれる公算も高い。メディアはその中に強毒性のものがあるのでは、と警鐘を鳴らす。

 

世界が緊張、中国からまたも世界にばらまかれるかもしれない強毒ウイルス 中国の「ウィズコロナ」は新たなパンデミックの始まりになるのか(1/5) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

 

 今月には、数億人の大移動期「春節」が始まる。「安い日本で久しぶりの爆買い~」と考える人も少なくあるまい。これに対して、米国やイタリアなどに続き日本政府も、中国からの入国者に検査を義務付ける水際対策を年末から開始した。中国本土からの渡航者や、7日以内に中国滞在歴のある人が対象。

 

 日本でも第8波が来ていて、オミクロン株は弱毒性のはずなのになぜか死者が多い。その理由は、高齢者が誤嚥性や細菌性の(COVIDが直接原因ではない)肺炎で亡くなるかららしい。僕の両親含む高齢者を守るためにも、水際対策をよろしくお願いしますね。