Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ボリュームランチ(味噌ラーメンセット)

 2月も終わりが近いけれど寒さは相変わらず。夜の焼酎も水割りよりお湯割りを呑む方が多い。昔は真冬でもジョッキに氷を詰めてそこに焼酎を注いで飲んでいたのに、寄る年波には勝てないということかもしれない。

 

 テレワーク主体の生活で、いつものように体重は低下傾向。この日は久々の出勤だが、朝は軽いものだったし、久しぶりにボリュームランチとしたい。昼過ぎに丸の内に戻ってきたのだが、オフィスに行く前にどこかでランチをと北口ガード下に足が向いた。先日紹介したように「てんや」が閉めてしまったのが残念だ。

 

 以前これもボリュームたっぷりの「野菜炒め定食」や「五目焼きそば」を紹介した「みろくや」に入ることにして、食券自販機の前でちょっと迷った。寒い北風も吹いているし、結局選んだのは「味噌ラーメンと小炒飯のセット」。昼時を過ぎていて、周辺のお店は空いてくるころだがここはまだ満席。

 

 なんとなくではあるが、旧国鉄の社員食堂のような雰囲気がある。列車の清掃員の女性たちが来ることもあるし、以前から調理や配膳の人たちのふるまいに昔の食堂車や駅のレストランを思わせるものがあるからだ。

 

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 お値段は高めだが、ボリュームがあることは疑いがない。看板メニューの長崎ちゃんぽんや皿うどんなど、僕の胃袋に収まりきらないくらいの量だが、居並ぶ人たちは女性でも平然と完食している。

 

 「味噌ラーメン」のみそ味はあまり強くない。たっぷりのもやしと大きめに切ったキャベツが山盛りで、なかなか麺にたどりつけない。「リンガーハット」は、「長崎ちゃんぽん」を同料金で麺1.5玉にも2玉にもするサービスをしている。その2玉分に近い大きさのラーメン丼だから、スープの量も半端ではない。

 

 大昔の話だが、2番目にガラの悪い集団は「線路工夫」だったそうだ。今のように機械化が進まず人力ですべてをこなすため、重労働だったから気も荒いというわけ。そのような人たちの胃袋を満たすというイメージが残っているから、このようなボリュームになるのかもしれない。

 

 僕は時間をかけて、ゆっくりキャベツの芯までかみしめながら完食した。明日朝の体重は心配ではあるが・・・。ちなみに大昔、一番がらの悪い集団というのは「電気工夫」だったそうです。目に見えない電気というものを扱う「命知らず」集団ゆえ、「線路工夫」たちも一目置いていたそうです。僕の親父は、そういう「伝統」のある電力会社に長年勤めてました。