Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ラーメンセット対決(一番軒・五味八珍)

 先日熱海銀座の入り口の店「一番軒」で、昔懐かしい中華そばに出会った。とても嬉しくて、この日午前中のビデオ会議を終えて再訪することにした。小さな店だし、地元の常連も多いようだ。観光客もやって来る。12時になったら満席かもしれないと、急いで熱海銀座方面に坂を降りて行った。

 

 一時期休業していた「ニューフジヤホテル」の隣が、熱海で唯一の新聞店。ここは<呉越同舟>で、すべての新聞を扱っている。その先、伝統ある菓子屋「ときわぎ」の向かいにあるのが「一番軒」。僕より早く、小柄な高齢女性が入っていった。続いてのれんをくぐると、有難いことにカウンター2席とテーブル1卓が空いていた。

 

 たくさん食べたいと思っていたので、注文したのは「ラーメンセット」1,000円なり。ラーメンに餃子4個とライスが付く。楽しみに待っていると、地元の人が3人立て続けに入ってきて、満席になった。続いて観光客らしい2人連れが来たが「満席です」と断られている。正直ほっとした。

 

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 セット内容はとてもシンプル。チャーシュー・メンマ・刻み葱・海苔が浮いた醤油ラーメン、餃子は小振りなもの4個、ご飯も小振りだがお代わりOKと聞いた。それに刻んだ漬物が少々。隣の夫婦連れが「美味しいね。お父さん好みのメンマだしスープね」と言って微笑みあった。僕より少し年配に見えて、僕同様懐かしさを味わっているに違いない。僕もゆっくり味わい、満足して店を出た。

 

 別の日、今度は駅前に用事があって遅めのランチに「五味八珍」に入った。ちょっと北風が強い日だったので、温かいものが食べたくて「味噌ラーメンセット」を頼んだ。1,089円なり。ふと何日か前に食べた「一番軒」のセットと比べてしまった。

 

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 何度も紹介している「五味八珍」のセット、売り物の餃子(大振りのもの12個)はボリュームたっぷり。加えてご飯にラーメンと、炭水化物満載である。「五味八珍」のいいところは、餃子の味とボリューム。「一番軒」のいいところは、ラーメン(中華そばと呼びたい)の懐かしいお味。値段差は89円だから、誤差の範囲だ。

 

 この対決は互角ですね。どちらのお店も便利なところにありますし。あえて言うと、いつ行っても入れる利便性で「五味八珍」かな。まあ、どちらのお店にもお世話になりますよ。