今日も禁酒にしたいと思い、熱海駅まで帰ってきた。駅ビルのラスカの3階にある「五味八珍」で餃子でも食べようとおもったのだが、このところラスカの営業時間が短縮されている。レストランのラストオーダーは2030とかなり早い。ちょっとあわただしいかなと思って、素通りすることにした。
なんとなく中華っぽいものが食べたいと思っていたので、帰路の途中にある四川料理の店をと思ったがここも閉まっている。「壱番」という有名な中華レストランは今日も「夜は予約で満席」の看板が出ている。高価なので、とても入りたいとは思わないから構わないけれど。
https://nicky-akira.hatenadiary.com/entry/2019/10/15/153000
上記で紹介した「謎の台湾料理店」もあるが、安いのはいいとして酔客がとぐろを巻いていたり、ちょっと衛生的にも心配なのでパスする。その台湾料理店の前に、2階はフィリピンパブ、1階が中華料理店という古い建物がある。「ラーメン餃子のあと5分」という看板が出ているが、本当の店名は「YaYa屋」という。
カウンターが7~8席、奥に30人くらいは入れそうな部屋があって宴会中心の店のようだ。調理場はカウンターから見えるようになっていて、昔は先端的なお店だったのだろう。ただ今日は僕のほかあと3人の客がいるだけだ。
普通に日本で見かける中華メニューが並んでいたが、注文したのは「レバニラ定食」(950円)。お店の人は一人だけなので、調理にかかるのにも時間がかかった。結局10分ほど待たされて出てきたのがこれ。
和風にお漬物があるのがご愛嬌、スープはしっかり中華味である。ご飯の量はちょうどいいくらい。メインのレバニラ炒めは、ニラがちゃんと入っている。いいかげんな店で食べると、原価の高いニラは数えるほどでモヤシばかりということがある。
肝心のレバーは、分厚く切ってあってとても大きい。なるほど炒めるのに時間がかかったわけだ。分厚いレバーにちゃんと火を通してくれたのだろうが、もう少し薄く切るほうがいいように思う。「中華にはずれなし」ということで、美味しくいただきました。古き良き時代の熱海を思わせる店でした。ごちそうさま。