Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

スコッチが安いような・・・

 新型コロナには「お湯」が効くというデマが流れたことがある。もっともらしい「Fake News」はいっぱいあるのだが、これなどはもっともらしくすらない。27度前後のお湯が当該ウィルスを死滅させると言うなら、体温が36度以上ある人体の中でウィルスが生き延びられるわけがない。

 

 それはともかく、アルコールは効くというのは事実らしい。このところ旅行中は別にして2~3回/週の禁酒日を設けている僕ら夫婦だが、僕は食後にウィスキーを1~2杯追加することを始めた。もちろん毎回ではなく、週末ちょっと早めに夕食を終えた時が中心だ。

 

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 何がいいかなと思って、最初に買ってきたのが右側にある「カナディアン・クラブ:通称CC」、文字通りカナダのライ麦ベースの蒸留酒だ。若いころは一杯ウィスキーを飲んだのだが、皆が好む国産の角瓶やダルマ(オールド)はめったに買わなかった。ちょっとひねくれていた僕は、わざと大麦ベースではないバーボンやライウィスキーを好んだ。ライウィスキーの代表がこれだった。

 

 懐かしさで熱海ラスカの成城石井で買ってきたのは、30余年ぶりだったかもしれない。残り少なくなったので、今度は手元に株主優待券(1,000円分)を使おうとビックカメラにやってきた。残念ながら「カナディアン・クラブ」はなく、代わりに目についたのは・・・。

 

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 スコッチウイスキーの「クレイモア」。これに限らずスコッチが安い印象だった。バーボンも探してみたのだが、割高感がある。これらが輸入されたころは以前より円安ドル高だったので、その影響があろう。逆に「Brexit」もあってポンド安円高の傾向がある英日の為替は、スコッチを安くしているようだ。

 

 「クレイモア」は、大麦麦芽を主原料としたモルト原酒と、トウモロコシなど穀類を主原料としたグレーン原酒をブレンドしたもので、干しブドウの甘みとスモーキーな風味が特徴だという。名前の由来はハイランド地方に伝わる両刃の剣、ラベルに描かれているのがそれだ。その名前は、米軍の対人地雷にも使われている。数百発のボールベアリングを浴びせてくるそれには、できれば遭遇したくないけれど。

 

 合わせてJ&Bやジョニ赤など、1,000円級のスコッチが多く並んでいました。別にウィルス対策ではありませんが、食後にこれらをなめながらNCISのビデオなど見るのはいいものです。