今夜のディナーは、篠田静夫著「ぶらり呑助舌つづみ*1」に紹介されていた「肉専科はふう」さんを予約済み。オーナーの実家が精肉卸業で和牛肉は折り紙付き、赤ワインに合う料理が豊富とのことだ。

すっかり暮れた京都中心部を、京都市役所から麩屋町通りを上っていき、夷川通りを越えたところにその店はあった。

12名ほど座れる長いカウンターと、奥に10名くらいは入れる部屋があるだけの小さな店。しかし京都の名店としては、普通の店構えなのかもしれない。カウンターの中央に案内されて、メニューを見た。ステーキのコース料理などは重すぎると感じたので、アラカルトで注文。

呑みすぎないように、食前酒のビールはミニマムにした。お通しとして出てきた、チキンのバジルソースがとても美味しい。期待がいやでも膨らむ。注文したのは、
・和牛の特選焙り肉
・シーザーサラダ
・和牛のカツレツ
の4品。サラダとトーストを前菜に、家内のメインが焙り肉、僕のメインがカツレツのつもりだったが、お店の方は上記の順番に、2人がシェアして食べると思っていたらしい。ミニサイズのビールを空けると、カベルネ種の赤ワイン、ロバートモンダヴィが出てきて、焙り肉でいただくことになった。

ワサビ・大根おろし・塩が付いてきて、タレも3種用意してくれた。ワインはバーボン樽仕立てで、微かにバーボンの香りがする。奥のテーブルには日本人の団体がいるのだが、カウンターの半分以上は外国人ペア。

外国人たちは正々堂々コース料理を頼み、飲み物はまちまち。ワイン・日本酒・ビール・スピリッツとなんでもありである。隣に座った日本人カップルは、お酒も飲まずカレーライスを食べている。
こんなにまちまちな注文なのに、どの客も大事にされていると感じる。名店の条件は味だけではないと痛感した。食べすぎず、吞みすぎず、ベストな到着ディナーになりました。今度はおなかを十分空かせて、コース料理に挑戦したいです。