Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

旅行情報誌の、必要に迫られた進化

 日本人がどんどん内向きになっているのではないかと、危惧している。「COVID-19」禍もあったのだが、パスポートの取得率が下がっているとの報道があった(*1)からだ。なんと日本人の6人に一人しか、海外に行く気がない。これは島国日本としては、ゆゆしき事態だと思う。

 

 70歳近くなったNINJAだが、多少の仕事もあって今年10年パスポートを更新した。近々、家内のパスポート更新もある。これまで行けていた国も、諸般の事情で行けなくなっているのだが、可能性だけは残しておきたい。海外旅行を懐かしく思っていたら、こんなニュースが目に付いた。

 

『地球の歩き方 ハプスブルク帝国』が異例の発売前重版…「存在しない国」まで扱うようになった“旅行者のバイブル”はどこへ行く? | AERA DIGITAL(アエラデジタル)

 

最後の海外旅行、ローマの街角で

 「地球の歩き方」は、海外旅行初心者の頃に随分お世話になった。海外旅行が制限される中で苦しい経営状況と思っていたが、国内旅行ガイドに加えこんな方法があるのかと驚いた。

 

 すでに存在しない国ハプスブルグ帝国だが、欧州のそこかしこには足跡が残っている。2度行ったローマ旅行では、ローマ帝国の遺跡をたくさん見たし、かつてウィーンでローマ時代の遺構を見た(*2)こともある。確かにタイムトリップだ。

 

 そういえば僕たちも、この2年ほど「新選組の足跡」を追いかけている。京都でも、函館でも。そうそう、先日の会津でも新選組が戦った歴史に触れた。歴史を含めたテーマ旅行は、魅力的だ。

 

 そんなことを考えていたら、また旅行に行きたくなってしまいました。さて、どこがいいですかね。

 

*1:日本人のパスポート保有率は17%、2019年比では15%減、オンライン申請利用は新規9%、切替え31%|トラベルボイス(観光産業ニュース)

*2:ウィーンの起源「ウィンドポナ」 - Cyber NINJA Archives