Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

森下の銘店「三代目まる天」

 また米国から友人がやってきて明日は帰国という日、時間が取れたので2人で食事をしようということになった。最近公私にわたり門前仲町清澄白河~森下あたりの都営大江戸線沿線にはまっているので、今回は下町に誘ってみた。選んだお店は、昨年会合の後何人かで食事したお店「三代目まる天*1」。

 

        

 

 東北料理のお店で、ワイガヤで吞んだ時も一皿一皿が印象に残る店だった。今日は2人でじっくりと味わってみたいと思う。地下鉄出口から徒歩1分、しゃれた看板と暖簾が迎えてくれる。

 

    

 

 本命は日本酒とそれに合う肴なのだが、まずはビールとお通しでスタート。火を通しすぎないハマグリに、香り高い酢味噌。これだけでビールの1杯くらいは飲めてしまう。

 

    

 

 お造りはアオリイカと鰆。これに合わせて、日本酒を注文。ここの日本酒は青森から福島までの銘酒がそろっている。寒さもあって熱燗にして、銘柄は青森県弘前市純米酒松緑」。並みの居酒屋で注文すれば、ツンとくる燗酒が出てくるのだが、ここのものは本物。温かくて、マイルドで、香りもふくよかなのだが控え目。久しぶりにうまい燗酒を飲むことができた。ニューヨーク在住の友人に、是非呑んでもらいたかったものだ。

 

 仕事の話も絡めながら、米国の政治事情など聞く。まだ不透明なところは多いのだが、ニューヨークやワシントンDCでは多くの人が新政権にうんざりしているという。そんな国に帰る前にと、モロキュウやもずく酢、カレイの煮つけ、アナゴの白焼きを注文した。どれだけでも飲めそうなお味であり雰囲気なのだが、そこは強い意志をもってお酒は2人とも2合で終了。

 

    

 

 名残惜しいけれど、締めのお茶漬けとしました。この出汁も、たくあんも並みの料理ではない。さすがに下町の銘店です。これからも精々利用させてもらいたいと思いますよ。

 

*1:ふらっと立ち寄りたくなる和食居酒屋 | 三代目まる天