Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

続・5~10年後の更新の時期

 いろいろなものの更新が、人生のある期間にまとまっていやってくることを、昨夏にご紹介した(*1)。その時にマイナンバ-カードの更新もあることを思い出したのだが、秋が深まったころ大判の封筒が届いた。

 

    

 

 例によって湘南のBook-off巡りをし、茅ケ崎の「松のや」で<ささみかつ増量キャンペーン>を味わって帰ってくると、郵便受けに封筒が入っていた。問題はカード更新方法のわかりにくさ。同封されていたのが、

 

・返信用封筒

・返信用紙

・申請の仕方案内

 

 で用紙を見ると、最近6ヵ月以内の写真を貼って返せばいいように見える。ところが案内には「市役所窓口でID等を印刷した用紙を受け取って、その指示に従え」とある。よく見ると用紙にあるべき僕のIDなどが印刷されていない。仕方がないので市役所に行くと「身分証明書を添えて、ID等が印刷された用紙を申請せよ」という。「申請書のための申請書だって!ふざけるな」と怒ってしまった。

 

 僕の10年前のカード取得は非常に早い方だった。まだ更新手続きそのものが始まったばかりゆえの「初期不良」のようだ。気付かずに写真だけ貼って返信用封筒に入れて返信すると、不受理になってしまうという。市役所もそれが分かっていたのだろう、専用の説明要員を配していた。ところがこのおじさんの説明が、すこぶる分かりにくい。

 

 怒りながらID等を見てスマホからオンライン申請すると、それ自体は簡単に終わった。年末に案内はがきが届いたが、市役所に「時間を予約して取りに来い」とある。その予約が電話しかダメで、9連休の間待たされる羽目になった。デジタル・アナログの混在手続きにはうんざりである。

 

        


 もうひとつは、自宅で2台使っているWiFiルータの一つが古くなっていたこと。このところ古い家庭用ルータが乗っ取られることが多く、モバイル用に使っているMicrosoftの<Surface>が警告を発するようになっていた。プライベート用の方とはいえ、サイバーセキュリティを看板に掲げている人間が「基本的なCyber Hygiene」を護れないようではいけないので、買い替えることにした。


 1年前に設置した仕事用のルータとはタイプが違うので、この更新もちょっと難航しました。7年前に設定した時の記憶が(記録も)なかったからです。こういうのは5~10年ぶりだと苦労しますね。

 

*1:5~10年毎の更新の時期 - Cyber NINJA、只今参上