5月はバラの季節。家内が丹精したルーフバルコニーの熱海雑草園は花盛りとなっている。少し前にストラレチアが咲いた。今はバラが大輪の花を付けている。特に大きいのがこの「聖火」というバラの花。最初の東京オリンピックを記念して造られたもので、当家では4年前に苗木を購入し、こんなに大きな花を咲かせるまでになった。
長く咲かせると樹が弱ると言って、家内は早々に切ってきて食卓に飾る。のちに漬け込んでジャムにすることもある。今年は大規模修繕が行われているので、雑草園の周辺も騒々しいのだが、今日はこの花を愛でながらワインを傾けたい。
2度続けた<オークウッド・スイーツ>の滞在で、厚切りの和牛ステーキを食べてから、僕らはすっかり<食品館あおば:ちぇるる野毛店>のとりこ。家内の指示で先週東京に行った帰りに、桜木町まで足を伸ばした。
これまで、トモサンカクとザブトンの厚切りを食べているが、コンドミニアムおフライパンで調理した。自宅には、ステーキを焼くための事実上専用のフライパンがある。これは10年程前、パリに旅行した時に専門店で買ったクリステルというもの。分厚く保温性が高いので、焼き上げた後長く蒸らすことができる。これなくして、僕のステーキ&ローストビーフ調理は語れない相棒である。
コンドミニアムにクリステルを持ち込むよりは、<あおば>で買った肉を自宅で焼く方が手っ取り早い。今回手に入ったのは、イチボの厚切り。合計350gほど。最初の晩にステーキで小さな方を、次の晩に大きな方をローストビーフにして食べた。
このところ前菜として気に入っているホタテの刺身とローストビーフとした和牛イチボ。いずれも薄切りにし、雑草園で咲いていたパセリの花を添えた。
うーん、このサシの入ったローストビーフの食感、甘味は独特のものですね。ちょっと贅沢な肉料理で、高級店並みのできあがりかと思います。自画自賛・・・。