Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

和牛と国産牛(前編)

 この週末「県境を越えないで」という黒岩知事の命令に逆らって、夫婦で東海道線に乗った。もちろんマスクはしているし、家内も今週2度目のワクチン接種を済ませている。万全の予防策をとった上で、向かうのは大船駅

 

 先日大船の「ロピア」の対面コーナーで和牛モモ肉を250gばかり買い、ステーキにしたらとても美味しかった。そこで今日は家内と一緒に「肉買うぞ、ワイン買うぞ」というミニ・ツアーである。平塚の<Uni-Day>にある「ロピア」から見ると1/10くらいの規模だが、選べばいいものが買える。

 

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 前回はパックされた牛肉にピンとくるものがなく、対面コーナーで買った。今回は家内が対面で買いたいという。狭い店内、どうしても密になるのだが、人をかきわけて店内に入った。対面コーナーのディスプレイの様相も、パック商品も、まるきり前回とは内容が替わっていた。どれも美味しそうなのだが、目についたのは、

 

・対面コーナーのローストビーフ用固まり、モモやミスジ

・パックされた和牛サーロイン

 

 固まり肉はミスジをお願いした。すると「和牛にします、国産牛にします?」と聞かれた。値段は国産牛が6掛けくらいか。サーロインは脂たっぷりの和牛にするつもりだったので、国産牛にした。固まりの半分を切ってもらい、約350g。サーロインも、1枚100gほどのものが3枚入ったパックを買った。

 

 そのあとは、付近の店で魚や野菜を買うという家内と分かれ、僕はワインの調達に向かった。その夜から3日間は「牛三昧」である。第一夜は、

 

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 脂たっぷり和牛サーロインをステーキにして、ジンファンデル種の赤ワインに合わせた。周辺の脂身を少し切ってフライパンに引く油にした。和牛の脂身はとても柔らかく、炒めているうちにバラけて美しい「肉カス」になる。5mm厚くらいの薄い肉なので、片面45秒焼きにしたが、やはり焼き過ぎた。

 

 しかしナイフはスーッと通り、噛みしめなくても口の中に甘い脂がほとばしる。あまり脂分の多いものは苦手な僕だが、100gほどをゆっくり食べるのならひどい「重さ」は感じない。ジンファンデル種のガツンとした味のワインにもぴったりだ。十分満足したのだが、まだ国産牛ミスジの固まり350gと、和牛サーロイン100gが冷蔵庫に残っている。

 

<続く>