日本でも米軍基地のある沖縄・山口両県などで、＜オミクロン株＞の感染急増という状況になってきた。欧米中心に感染者数が激増しているのだから、いつまでも日本だけ平和というわけにはいくまい。水際対策といったところで、国内での蔓延を遅らせる効果しかないことは分かっていたはず。
これでまた「マンボウ」「緊急事態宣言」という道をたどるのかと思うと、気が滅入るが、国際交流も当面無理かなと考えられる。そんな中、駆け込みなのかもしれないが在欧州の人が一時帰国していて、ちょっと会いたいという連絡が来た。時節柄ディナーというわけにはいかず、職場近くでランチでもということになった。
選んだのは、何度か紹介している新丸の内センタービル３階のレストラン街。おひとり様の時に「大戸屋」をひいきにしているのだが、今日は２人で個室。「大戸屋」の隣にある「個室・炉端料理 かこいや 丸の内OAZO店」に予約を入れてもらった。
よく前を通るのだが、入店するのは初めて。のれんをくぐって突き当りは、一升瓶の棚。僕の好きな「尾鈴山酒造：山ねこ」もある。キャッチフレーズ「くつ炉ぎ・うま酒」は伊達ではないようだ。
４人用の個室に案内されて、僕が注文したのは「寿司御膳」1,600円なり。ランチメニューは1,000～2,000円と、さすがにちょっと高め。その中で、天ぷらと寿司の両方が味わえるお得感で、これを選んだ。
両隣の声も聞こえてくるが、多少隠語を混ぜながら話せば、妙なことにはなるまいと、ちょっと突っ込んだ話をした。欧州の動向から始まるのだが、デジタル政策には国境がない。自然と米中対立や日本の内部の事情に話題が広がった。
お寿司は、マグロ赤身が２カン、サーモン・タイ・カンパチにイクラの軍艦とかっぱ巻き＆卵焼き。天ぷらはシシトウ・カボチャ・ナス・サツマイモに海老が２本。それにワカメの味噌汁が付いてきた。握りずしはご飯もたっぷり、十分お腹にたまるサイズ。天ぷらはいずれもサクサク、具材の旨味を引き出せる薄味のつけ汁が良かった。
珍しい話を含めて、なかなかいいランチになりました。こんなお店、また利用してみましょう。でも本来の炉端焼き・居酒屋として来ることができるのは、いつになるのでしょうか？
