Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

熟成スパークリングワインのススメ

 昨日「熟成肉」いいよねとお勧めした。旨味も増しているし、お値段も安い。まあ、後者の理由の方が、大きいとは思うけれど。今日はもう一つの「熟成」を御紹介したい。ワインは昨年迄の海外出張(&旅行)で溜まったマイレージで貰うのが常態化しているが、そのほかビックカメラ成城石井KALDIなどで買うこともある。しかし近所のスーパー「MaxValue東海」では、これまで買ったことは無い。

 

 ウィスキーや焼酎、ビールは買えても、ワインとなると目利きの人が仕入れているような気がしないからだ。日本酒もそうだが、この手の醸造酒の場合飲み手の好き嫌いの差が激しい。高くても美味いかどうか、口に合うかどうかはわからないのだ。そこで呑みなれたか、少なくともまあ知っているワインがあるところなら買おうという気になるが、この店ではそういうものにお目にかかっていない。

 

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 今日は正月に呑む焼酎を仕入れようと、お酒コーナーにやってきた。そして偶然、ワインコーナーを通った時に「出会い」があった。それが「GANCIA ASTI SPUMANTE」、イタリア・ピエモンテ州のスパークリングワインである。びっくりしたのは、このような商品にはめったにつくことのない「熟成マーク」、30%引きだとある。

 

 ちょうど食前酒が不足気味だったので、これはいいと1本買ってみた。帰って調べてみると、ブドウ品種はモスカート・ビアンコ、格付けDOCG(!)、ふくよかなマスカットの香りと甘く爽快な口当たりのスパークリングワイン、アルコール度数は7.5%と濃いめのビール並み。

 

 早速冷蔵庫に入れ、その夜のディナーの食前酒にした。色はみごとなシャンパン・ゴールド。噂通り、フルーティな香りが強く発泡してくる。甘口だが爽やかというのがその通りで、いい買い物だったと思った。

 

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 輸入元はアサヒビール、同社のサイトにある定価と同じ値札だった。この手の商品、生鮮食料品でもないのにどうして値引き販売するのだろう?ひょっとすると在庫がダブついているのかもしれない。「COVID-19」騒ぎで需要が減って、スーパー店頭に巡ってきたのかも。当家にとっては幸運だった。

 

 え、これで終わりかって?違いますよちゃんとメインはステーキ、それ用の「お肉に合う赤ワイン」もちゃんと仕入れてますからね。いただきま~す。