Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

今年の食、熟成肉のススメ

 事実上「COVID-19」騒ぎで始まり、そのまま暮れたような今年だった。正月のローマ旅行は正直危なかった。気温ー20度の北京乗り換えでローマで6泊。当時北京はもちろんのこと、北イタリアでの感染は始まっていたらしい。2月には「ダイアモンド・プリンセス」で感染者が急増、あれよあれよという間に国内にも感染者があふれた。

 

 3月からはオフィスもテレワーク中心に、海外出張などあるはずもなく、海外とも平気でビデオ会議をすることになってしまった。そのころからオフィスそのものには居てもあまり役に立たない僕は、1回/週程度出社するだけ。新しい「VAIO」を買って、もっぱらテレワークと称して自宅に籠った。

 

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 大きく変わったのは食生活、1日2食が普通になりずっと減らなかった体重が、3kgほど減った。東京の街を歩いていると、どうしても余計に食べてしまうことが分かった。1勤6休のような日々だが、頑固に2日/週の禁酒は守った。お酒に関しては、量はあまり変わらなかったが内容は変わった。それまでワインと日本酒少々・焼酎がメインだったのが、ワインの量が増えた。

 

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 もはや特典航空券にもアップグレードにも使えないマイレージは、赤い方も青い方も次々にワインに化けた。そしてワイン、特に赤ワインとくれば牛肉のステーキは欠かせない。以前から平塚の「ユータカラヤ」にはよく行っていたが、今年メインになったのが「ハナマサ」。湯島や大森の知った店だけでなく、内幸町や銀座にも大型店舗を見つけた。

 

 外食チェーンでの需要が減ったせいか、いままであまり見たことのない希少部位も買えるようになった。ミスジ・ザブトンなどが、サーロインやフィレ、ランプ、イチボなどと同様いつも手に入った。中でもこのように(20%引き)などとあるのは、とてもうれしい。お値段もあるのだが、お店の方ですでに「熟成」させてくれているからだ。

 

 週に一度オフィスへ出かけると、帰り道にこのような「熟成肉」を買うのが、習慣になった。これがマイレージでもらった赤ワインとともに、週末のディナーになる。今年の食生活を振り返れば、「マイレージワインと熟成肉」でまとめられるだろう。「COVID-19」騒ぎは早く収まってほしいですが、収まったとしてもこの習慣は変えたくないですね。