東京都と周辺4県の知事がビデオ会議をして、週末の外出自粛や平日の在宅勤務を求める合意をした。昨日の帰宅時によく立ち寄る「ハナマサ」大森店に行ったところ、大変な混みよう。ワゴンにお米の袋を3つも乗っけているひとがいたくらいだ。
映画主演の予定だったタレントが入院したとか、球界最速の感染者(この人投げる球も速い)が出たなどと、実名報道も多くなってきた。タレントの方は感染経路不明とのことだが、野球選手の方は一緒に食事した3人とも陽性ということで、その地域の人は「食事した場所」はどこか知りたがると思う。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/02/16/140000
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/02/21/140000
の2つの記事で、僕自身が濃厚接触者との会議に臨みそうだったことや、携帯電話の位置情報を使って感染者の追跡をする提案をしている。当時(2月半ば)とは社会の緊張感も高まり「国難」とも言われるようになったからには、感染ルートをより詳しく情報公開する必要が出てきたのではないかと思う。
政府には対策本部が設置され、特別措置法によって「緊急事態宣言」も可能な状況になっている。仮に「緊急事態」となったときどうなるかというと、
・外出自粛要請
・学校、保健所などの使用停止の要請・指示
・イベントなどの開催制限の要請・指示
・医薬品、食品などの収用
・臨時の医療施設用に土地、建物を強制使用
ということらしい。これらに異論はないのだが、どこで感染が発生したかの候補が分かるようにすることはできないだろうか。例えば個人情報保護法の一時的な緩和措置で「COVID-19」感染からみの事項に関しては、より細かな感染者情報を公開できるようにならないかと思う。
東京で感染が広がっていると言っても、都心を遠く離れたエリアでも頻発しているとは思わない。「ロックダウン」やカフェ・レストランの全面閉鎖などよりは、これまでに感染発生したポイントや時期を(ビッグデータで)明示することによって、ロックダウンエリアを限定できるのではないかとも思う。
一部のエリアを封鎖するだけでいいのに、1都4県全部封鎖などということをしてほしくないのですが・・・いかがでしょうか?