先日の「特別定額給付金申請書」に続いて、郵便受けに「アベノマスク」が入っていた。まあ、有難くいただいておこう。気が付いたのは、このところほとんど入っていなかった新聞の折り込みチラシ。スーパーマーケット「MaxValue東海」だって、最近はWebでチラシを提示し物理的には配ってこない。それに慣れていたのだが、今日は求人広告も一杯入っていた。熱海の経済は少しは回り始めたのだろうか。
「県民だより」と一緒に、「熱海で遊ぼ」が入っていた。数ヵ月に一度発行されるタウン情報誌で、イベント案内のほかレストランなどの「お得」情報も載っている。ランチにソフトドリンク１杯サービスくらいが普通だが、中にはこれを持っていくと10％割引をしてくれるお店もある。
簡単な地図も付いているので、観光客が街中散策するにはいいガイド。僕にとってもランチお店を探す助けになる。今回TOPで紹介されているのは「中華料理：味の幸華」と「てんぷら鶴吉」。前者は文豪坂口安吾が愛した「五目そば」が看板メニュー。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/04/19/140000
首都圏で「Stay Home Week」が始まったころは、まだ熱海ではランチのお店は開いていて、何軒か新しい店を探して食べ歩いたものだった。そのうちにこの街でも多くのお店が閉めてしまい、テイクアウト中心になってしまった。その営業自粛も先月20日で終了、今月になってほとんどの店が通常営業に戻っている。
まだ県境をまたがった移動は自粛中なのだが、そろそろ観光客にも来てもらわないと街に活気が戻ってこない。それでもちょっと気になったのは「熱海で遊ぼ」にはスナックやクラブも紹介されていたこと。これらの「接客を伴う飲食店」はまだ御法度のはずなのだが･･･。
僕自身はこの街に住むようになって20年弱、一度もそういう店に足を踏み入れたことはない。だからといって「夜の街」で感染が広まってしまうのは困る。まあ、「熱海で遊ぼ」編集者としては、いつも載せていたこれらの店の紹介を今回省くことは出来なかったのだろう。
ホステスさんも（アベノ）マスクをして接客するのだろうか？気にはなったけれど、見に行くつもりはありませんよ。
