スポーツ全般にはあまり興味がない僕。子供の頃はそれなりに野球が好き、大学院時代の同僚にアメフト部の人がいて、非常に細かなルールと戦術があるスポーツだと知ったが、それ以上にはならなかった。大相撲については、いわゆる若貴時代に少し見ていた程度だ。それは、この何年か両国に泊まったり、近辺の観光をしたりする(*1)ようになっても変わらない。
ただ、熱海に棲むようになってもう四半世紀。相撲にはご当地力士が付きもので、熱海市出身の熱海富士関がすい星のように現れ、三役に定着するようになってくると多少は違う。彼は何度か準優勝はしていて、いつも惜しいところで初賜杯を逃している。

今場所も惜しかった。両横綱を破って12勝3敗の好成績、本割りで大関に復帰を決めたばかりの安青錦を寄り切った。残念ながら3人で賜杯を争う巴戦では、1勝1敗。安青錦に名を成さしめた。200kg近い巨体ながら、故障がないのがいい。昨今の大相撲は、力士が巨大化しすぎたのか故障に泣かされる。強そうな若手が故障で消えていき、短い時期の活躍で横綱になっても、満身創痍で休場ばかりというのが常態化している。
力強さに加えて、取り口も巧みになった。ニュースの録画でしか見てはいないが、上手く圧力をかけているし、引き技に逢っても動じない。脚が良く前に出ている。来場所は大関を狙える場所になる。この二場所で21勝9敗。三場所で33勝が大関昇進の目安だから、来場所も今場所同様の12勝を挙げれば、大関に推挙されるだろう。

彼はまだ23歳。「無事これ名馬」を体現するような、息の長い力士に育ってほしい。今場所も横綱の成績が振るわない。一人は途中休場、休場明けのもう一人は9勝が精一杯。そんな停滞した角界の雰囲気を、今回優勝を争った3力士で盛り上げてほしいと思う。来場所の活躍を祈念して、なじみの蕎麦屋「むさし乃」のかつ丼で祝いました。また値上げされて1,200円だったけれど、高いとは感じませんよ。Good Luck!熱海富士関。










