Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

小田原の「お肉どころ」

 人口が4万人にも届かない熱海の街では、やはり手に入らないものも多い。かろうじて「成城石井」の小さな店舗が熱海駅ビルに入ってくれて、ワインやチーズの補充はできている。それでもワインの銘柄には偏りがあるので、足を延ばして小田原の「KALDI」にはよく出かける。家内は家内で、「ドンキ」のお値打ち品が大好き。JRさんに「寄付のつもりで」電車賃を払っても、嬉々として買い物に行く。

 

 熱海で2人が暮らし始めて間もないころ、やはり「ドンキ」で買い物をしていた家内は「挑戦状!ユータカラヤさんの胸を借ります」とのタレ幕を店内いたるところで見て「ユータカラヤって何?」と思った。それが「ドンキ」と道をへだてた向かいのビルの地下一階にある「ロピア:ユータカラヤ」だと気づいたのはしばらくしてから。しばらくそこにも通っていたのだが、ある日そのお店(というよりそのビル全体)が閉めてしまった。

 

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 仕方なく僕らはお肉の調達を、東京地区の「ハナマサ」各店、平塚の「ロピア」に替え、最近は大船駅前の「ユータカラヤ」でも買うようになった。ただ、もう少し手近なお肉屋さんはないかなと、いつも探していた。それがこの夏、偶然「ロピア」が入っていた小田原のビルの隣で、新しい「お肉どころ」を見つけた。「EPO」という雑居ビルで地下一階に「CREATE」というドラッグストアがあり、そこで肉・魚・野菜も売っている。

 

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 おのおのの専門店が入っているようで、お肉は「でりしゅみーと」というお店が商品を納めている。ふらりと入っていって、お肉の棚を見て足が止まった。「え、和牛・国産牛肉はみんな熟成マーク付き(しかも半額)じゃない!」

 

 黒毛和牛のしゃぶしゃぶ用肉が満載、ヒレステーキ、ミスジステーキ肉もある。全部欲しいくらいだったが、ここは我慢して一つだけ。国産牛「ザブトン」の200gほどのステーキ肉を買った。グラム単価1,280円だが、半額ゆえ640円。これなら当家でも買える。

 

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 家内も喜んでくれて、この夜はステーキディナー。初老の夫婦としては100g/人もあれば十分である。ピーマンやアスパラとともに片面30秒焼いて「Rare」に仕上げた。家内が作ってくれた、ハム&チーズのサラダ・キウィフルーツと生ハムなどとともに、しっとりした国産牛ならではの脂を味わいました。いいお店が見つけられて、感動です。