何度かご紹介している東京駅丸の内北のガード下、職場が遠かったころもこのあたりに出張することが多かったので、ランチには時々利用していた。それこそ20年くらい前だったろうか、最初にここで入ったのがこのお店。なんとなくだが、旧国鉄経営のお店ではないかと思っている。
奥で調理をしているおじさんたちが、サービス業というよりは公務員に近い印象だったからだ。国鉄がJRになり、合理化や多角化で人材の配転が一杯起きていたころでもある。「国労・動労」などという労働組合はこれに猛反対するのだが、民営化されJRとなることで力は弱まっていた。食堂車のコックさんなどが、配転されてきたのかもね・・・と思った。
ガード下という場所といい、かなり早い時期からSuicaで食券が買えたことも、その印象を強くした。値段の割には混み合う店で、11:30ころには行列ができはじめる。
さてそのメニューだが、ちゃんぽんと皿うどん(930円)が基本。+100円で半チャーハンが付けられる。一番安いメニューがチャーハン(730円)。ちゃんぽんや皿うどんはボリュームがあるので、最近は足が遠のいていた。それでも先日前を通りかかって、食べたくなった。選んだのは、肉野菜炒め定食(780円)。結構なボリュームだが、大半はモヤシ。
肉の量は多くなく、きぬさややきくらげ、ニンジンなどが入っていて、味付けは合格点。スープも美味しかった。見た目ほどのカロリーは無いように思います。ヘルシーランチだと思うのですが・・・。