また今月も諸物価が上がっている。お米は5kgで5,000円越えだし、野菜も高い。電気料金、水道料金も上がった。家計のエンゲル係数は28%にもなったという。もっと分かりやすい指数として「カレーライス物価指数」がある。家庭で一皿のカレーライスを作るのにいくらかかるかという指数で、このところ毎月上昇中だ。昨年の8月には329円だったが、
2025年1月 377円
同2月 386円
同3月 396円
となり、この5年間で4割上昇したとの報道もある。おそらく4月のデータが出れば、400円を超えるはず。では、カレーライスを外食したらどうなるのか?まずかつてはどうだったかを振り返ってみた。まだ名古屋にいた25年前に現地の「CoCo壱番屋」は、
・メンチカツと野菜のミックス
・ごはんは大盛り(400g)で、一辛
で1,000円は超えていなかったはずだ。2018年のブログ(*1)によれば、メンチカツをフィッシュフライに替えただけだが、988円だった。さて1,000円で何が食べられるか、いたずら心半分で先月2回「CoCo壱番屋」でランチとした。

1回目は秋葉原駅前の店に入って、メニューを眺めた。もし2品トッピングするとおおむね1,000円を越える(*2)。そこで唐揚げカレー(量と辛さは普通)を注文した。唐揚げは嫌いではないのだが、カレーに合わせるのはやっぱりフライ系がいい。ソースやご飯は満足して食べたが、若いころだとこれではお腹いっぱいにならない。

次は藤沢駅近くのお店、昔から大好きな野菜(といってもジャガイモが大半)をトッピング。量と辛さ普通で、これも1,000円には収まる。美味しくいただいたのだが、昔はご飯大盛りだったし、メンチカツも乗っかっていたよなと思い出してしまった。
「CoCo壱番屋」の業績は、海外事業が好調なこともあって良好です。しかし国内では値上げが重なっていて、怨嗟の声(*3)も聞かれました。そういえば2軒ともお客さんは少なかったです。やはり2品乗っけると1,000円越えでは、ちょっとハードルが高いかもしれませんね。
*1:ボリュームランチ(CoCo壱番屋) - Cyber NINJA Archives