豪雪の中で投票率が危ぶまれた総選挙の結果は、驚くべきものだった。
自民党 316(+118)
維新の会 36(+2)
中道改革連合 49(▼123)
国民民主党 28(+1)
共産党 4(▼4)
れいわ新選組 1(▼7)
参政党 15(+13)
ゆうこく 1(▼4)
保守党 0(▼1)
チームみらい 11(+11)
無所属 4(▼6)
「高市早苗が総理でいいか?」を問われた解散総選挙だった。有権者は「いいよ!頑張って」と応えたことになる。そもそも議員内閣制の日本で、大統領選のように有権者が直接政治指導者を選ぶという考え方は間違っている。加えて、
・予算成立を犠牲にしての解散
・旧統一教会問題
・裏金議員公認
・外為特会ほくほく発言
・市場が怯えるサナエショック
・連立する維新にも国保未納問題
などの問題があって、旧メディアは総じて「サナエサゲ」を伝えていた。応援してくれたトランプ大統領に対しても「内政干渉」との批判が起きた。

一方選挙結果の予想は、自民党圧勝・中道惨敗を伝えていた。多くの政治評論家が「肌感覚と違う」と言っていたし、僕も同感だった。しかしフタを開ければ自民党の地滑り的圧勝になった。中道改革連合は、旧公明党は比例区で生き残ったものの、旧立憲民主党は完全に崩壊した。原発や集団的自衛権容認に走るのが拙速すぎたのかもしれない。創価学会票も、期待ほどではなかった。中道改革連合は未熟だったと思われる。
では旧立憲民主党支持者が他のリベラル政党に移ったのかというと、そうでもない。共産党は半減、れいわは1/8になった。日本のシン・リベラル勢力は、事実上壊滅した。
自民党単独で衆院2/3を持ったので、どんな法律も参議院がどうあろうと成立させられる。高市総理の言う「国論を二分する政策」を大きく進められる素地は整った。例えば、ほぼ無理と思われていた憲法改正に道を拓くことも可能である。
しかし、この結果は自民党/高市政権に白紙委任が与えられたものではありません。何でもできることは、大きな責任を持ったことの裏返しです。まさに「責任ある」政権運営を望みたいですよ。