すっかり盛夏である。ここ３年、夏のこの時期は「COVID-19」の流行があって、どうしても外出しづらかった。今年も同様に感染者は増えているようだが、感染症区分が５類となったことで種々の社会的な制限はない。
自然と出かけることが増え、会合もハイブリッドでやることが多い。どこかにパネリストは集合して、オーディエンスはオンラインでもリアル会場でもいいよという具合。長く会えていなかった人たちとの再会もあり、今月は２～３日／週は東京に出かけたことになる。
自宅にいる時は、朝はしっかり食べ、昼は簡単なもので済ませ、夜は家内とワインを傾けるのが「飲酒日の流れ」。そんな３年間だったので、どうしてもお昼は軽くすることに慣れてしまった。少し胃が小さくなったかもしれない。特にお昼は沢山食べられなくなった。そんなわけで「ワンコインランチが難しくなる値上げラッシュだよ」と言っていながら、結構ワンコインで済ませていたことに気付いた。ご紹介するのは、今月500円ちょうどで食べたランチ三選。
一つ目は「いろり庵きらく」のカレーライス。いわゆる蕎麦屋のカレーで、わずかの福神漬けだけ添えて食べる。特に甘くも辛くもなくて、さらさら食べられる。「CoCo壱番屋」だと何かトッピングしてしまうので、カロリー過多になる。
二つ目は「富士そば」の中華そば。メンマに叉焼、ゆで卵、ナルト、海苔とトッピングは充分。スープはちょっと辛目、麺は細めのちぢれ麺で、そうそうラーメンというより中華そばだねと思わせる。
最後は「箱根そば」の冷やしかき揚げ蕎麦。香り高く硬めの蕎麦を、やや辛目の関東風つゆでいただく。大根おろしが付いてくるのがこのチェーンの特徴で、大根おろしとかき揚げの油でつゆの辛味が抑えられ、旨味が増すような気がする。
これらのランチなら、夕食の負荷にもなりません。ワンコインでちょうどいい胃袋になってしまったようで、情けなくもありほっともしていますよ。
