Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

銀座五番街「桂」の日本料理

 いろいろお世話になっている企業の社長さんから「意見交換がしたい」とディナーのお誘いがあった。気楽に「ありがとうございます」と返事して指定されたお店は、銀座五番街の日本料理店「桂」。このところ高級なお店に(年の功で)連れて行ってもらえるのだが、またこれまでにも増してこだわりのお店。

 

ホーム - 銀座「桂」 (ginza-katsura.com)

 

 Webサイトを見ただけで、腰が引けてしまった。みゆき通り沿いのビルの4階、指定時刻の5分前に行くと、板前さんが包丁を握っているカウンターを通って、一番奥の個室に案内された。先方はもう来ておられた。

 

    

 

 最初に「お飲み物は」と出されたメニューには、値段がない。個々人で選べということなので、青森の吟醸酒「喜久泉」にした。華やかな香りと繊細な舌触り、美しく盛られた前菜をつまみながら、ゆっくり味わった。先方の社長さんも、40年程デジタル業界で過ごした人。僕より2~3歳若いかな。直面する業界課題のことから、話題は徐々に時間をさかのぼっていく。

 

    

 

 最上級の和食とある看板は伊達ではない。本当は椀物がハイライトなのだが、僕のような素人からはやっぱりお造り。マグロ・コチ・ボタンエビの3点盛り。醤油皿が3つあるが、中味は同じ。3つの刺身を各々の醤油皿で食べて欲しいということだった。トロマグロの甘味も凄いが、ボタンエビは初体験、言葉に表せなかった。

 

 日本のIT業界も、僕が入社したころとはずいぶん変わった。転職が当たり前になり、社外交流を推奨する会社も出てきた。そんな話をしているうちに、〆のお食事。喜久泉を小さなグラスで3杯、それで十分酔えたしお腹が一杯になっているが、僕は稲庭うどんを頼んだ。

 

    

 

 そこはかとない出汁が効いたつゆに、細麺ながらコシのあるうどん。とても美味しくいただきました。さすがは銀座の一流店、田舎者でも良さは充分理解しましたよ。誘っていただいた方に感謝です。