先週、台湾との交流イベントがあり、来賓席に座ることになった。昨年は短いスピーチをしたのだが、今年は協定書にサインする役割(*1)。どちらかというと話している方が得意なので、座ってカメラに向かってにっこりするというのは、逆に緊張した。
台湾の人たちからは引き出物をいただいたのだが、ほかにも書籍やパンフレットなどを渡され、両手に袋を持って帰りの新幹線に乗った。熱海駅について、禁酒日のディナーとしていつもの「五味八珍」で、浜松餃子定食を食べた。
暑かったので、おすすめ品の「台湾風かき氷」にも一瞬視線が行ったのだが、氷ではディナーにならない。和風中華でお腹いっぱいになり、満足して帰った。
帰宅して種々のものを整理した。主催者やプレゼンをした企業からのお土産が何種類もある。使い道を考えながら、家内と「山分け」にした。そして一番大きなツヅラには、「王徳傳」と書いた箱と主催者の名前を彫り込んだ皮のバッグが入っていた。
バッグの中身は、立派な茶器セット。持つときに熱くないように竹製のガードまでついた急須、茶壷、茶殻入れと猪口である。滋味深い青の絵柄で統一された磁器たち。すると、箱の中身はお茶だなと思った。
「王徳傳(ワンダーチュアン*2)」は、台湾の銘茶。「百年の技で、台湾ならではの香りと余韻」を味わえるのだそうだ。ウーロン茶、紅茶、プーアール茶、緑茶、花茶の5種があって、今回いただいたのは2種類のウーロン茶。
早速翌朝、朝食後に楽しみました。上品な香りと、冷めても美味しい舌ざわりです。実は東京でも普通に買えるのだそうですが、台湾の人たちからもらったとなると、ありがたみもひとしおでしたね。ご馳走様。