Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「手荷物は持たないで」と言われても

 今年は元旦地震もあったが、羽田空港での航空機衝突もあった。能登半島地震の対応で飛んでいた海上保安庁の小型機と、日本航空の旅客機が滑走路上で衝突し、海上保安庁職員の5名が犠牲になった。ただ、日本航空機の乗員・乗客は、多少のけが人は出たものの、全員脱出に成功した。

 

 フライトの初めに必ず見ることになっている安全ビデオについて、少なくとも今だけは「早く映画が見たいのに、うるさいな」とは思わない。ただ「手荷物は持たないで」と言われている部分は、相変わらず気になる。バッグの中には重要な書類やPC、予備のクレジットカードなど入れた紙入れなどもあるかもしれない。とっさに手に取って脱出しそうだ(*1)。

 

    

 

 そんなことを考えたのも、今回久しぶりに英国に出かけることになったから。旅行ではなく、業界団体の英国訪問ミッションに同行するのだ。参加者のなかに青い日系航空会社の人がいることもあって、多くの参加者が同社の羽田発ヒースロー行きの便を使う。出発は、最近国際線が飛ぶようになった第二ターミナル。

 

 昨年9月に台湾に行くのに使ったターミナルだが、そのころは発着便は台湾行き2往復だけで、とても寂しかった(*2)。今やその時とは全く違う混雑ぶりで、初めて案内されたラウンジもとても広い。明るく、解放感に溢れていて、席の数はとても数えられない。今後、ますます羽田の国際便が多くなることを予感させる。今よりもっと、過密な管制が要求されることになりそうだ。

 

    

 

 軽食・ドリンクコーナーも充実していました。これからの機上の食事を考えてお酒は止め、小腹を満たすミニチキンカレーライスだけいただきました。これを食べているうちに、ミッション参加メンバーが三々五々集まってきて、いよいよ出発です。

 

*1:もちろんペットを連れて逃げるなど論外、貨物室に入れるべきかは別にして非常時はペットを抱えて・・・はご遠慮いただきたい。

*2:丸ごと見たのは久しぶり - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)