Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

どえりゃあ名誉なこと

 今年も中日ドラゴンズは、セリーグ最下位を低迷しているし、夏の高校野球は名電が1回戦で負けてしまうし、今年は名古屋人(特に野球ファン)の機嫌は悪い。しかし思わぬところから、名古屋人にとっては「どえりゃあ名誉なこと」(河村市長)が降って来た。それは、今年の<タイム誌>の「世界で最も素晴らしい場所50選」に、京都と並んで選ばれたこと。

 

「世界の50選」に上り詰めた名古屋の見違える変貌 「魅力に乏しい都市」から京都と並んで選出へ | 政策 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

 

 俗に「白い街」とも呼ばれ、コンクリートだけが目立ち、人も歩いていない(ほとんどのショッピングは地下街で間に合ってしまう)殺伐とした街だと言われてきた。住民は閉鎖的で、しゃべっている言葉も良く分からないと、他の土地からやってきた人たちは嘆いたものだ。

 

    

 

 市民の閉鎖性は相変わらずだが、愛知万博などの国際イベントもやり、ジブリパークや高級ホテルが立ち並んだことが評価されたと、この記事にある。ひとまず尾張の国出身者としては誇らしいのだが、誌上の発表は3月。評価はいつの時点でしたのだろうかといぶかった。

 

 今年は世界中(北半球)が猛暑に襲われたから相対的に弱められたが、名古屋の夏も半端ではない。京都とどちらが暑いか、いい勝負だと思う。まさか「暑い街」を選んだはずはないだろうから、もし審査員が現地視察をしたのならそれは秋以降だったと推察する。

 

    

 

 それはともかく、誇らしいことは確かなので、今日はボリュームランチとした。東京方面に出かけて「みそカツ」など食べたかったのだが、それも暑い。近場の台湾料理店「昇竜」で、名古屋名物台湾ラーメンの定食を注文した。回鍋肉と揚げ餃子、コールスロー、漬物、ライス付きのお腹いっぱいメニューだ。ニラとひき肉、唐辛子が浮いたラーメンは見た目ほど辛くない。

 

 ま、お祝いですから、このくらい食べてもいいですよね。いただきまーす。