Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「松のや」でも牡蠣フライを

 先日「かつや」の「海鮮フライ定食」をご紹介した。Webで見た記事がほめていたせいでもあるが、まずまず美味しいと思った。海老もよかったが何と言っても牡蠣が大ぶりで良かった。確かに旬の食材ではあるが、これも高級料理店での消費が減っているから庶民の店に廻ってきているのかもしれない。「リンガーハット」の「牡蠣ちゃんぽん」にも、立派な牡蠣が入っているという記事も見た。

 

 最近、新橋周辺で仕事が終わることが多くなった。今夜は禁酒日だし、ブランチしか食べていないからお腹が空いている。どこで食べようかと歩いているうちに、以前「味噌カツ定食」を食べた「松のや」の前にやってきた。期限間近のクーポン券が財布の中にある。

 

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 カウンター15席以上、テーブル4卓ほどの大きな店舗だが、きちんとパーティションしてあるしテーブルは2人掛け禁止のようで大勢は入れない。しかし夕刻の客はほんの2~3人。食券自販機で選んだのは、表のディスプレイで見た「ロースかつ&牡蠣フライ定食」810円なり。

 

 ここの定食はロースかつが基本(650円)で、これに牡蠣などのオプションを付加したり、味噌汁を豚汁にUpgradeすることで単価を増す仕組み。牡蠣が旬なので「かつや」との比較もあってこういう選択になった。

 

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 待っている間に2人の客が出て行って、新しく2人入ってきた。日本人の青年店員はきびきび動いて食器を片付け、席を消毒している。お酒を出すのではないこういう店で、きちんと「COVID-19」対策をしているのなら時短営業要請は要らないと思う。しばらく待って運ばれてきたのがこれ。

 

 ご飯は無料で大盛りに、思ったより多い。クーポン券でポテトサラダを付けてもらった。レモンが添えられたロースかつは立派だが、牡蠣フライの方は思ったより小さい。一方タルタルソースはいっぱいある。先日の「かつや」では牡蠣が大ぶりなのにタルタルソースがわずかしかなかったのだが、それとは対照的。牡蠣フライを美味しく食べた後、ソースはキャベツにからめて余すところなくいただいた。

 

 肉厚のロースかつは、中濃ソースにからしを混ぜてアクセントを付け、ゆっくりかみしめた。最初に東京でとんかつにからしをつける経験をして40年余り、ようやく食べ方が分かったような気もします。ボリューム満点、いい禁酒日のディナーになりました。ごちそうさま。