Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

熱海「湯~遊~バス」

 以前函館の市電電車の中で、特別な運用をされている「函館ハイカラ号」を紹介した。普通に乗れるのだが、レトロな車体で赤いドレスをまとった貴婦人のように街中を進んでいく姿が美しい。

 

https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/07/14/140000

 

 ちょっと趣は違うのだが、わが町熱海にもレトロな車体がやってきた。それが「湯~遊~バス彩(イロドリ)号」である。「湯~遊~バス」という交通システムは、市内外を走る東海バスの定期路線とは違い、1日切符(700円)で乗るもの。観光客の利用がほとんどで、1時間に1回ほどやってくる派手なカラーリングをしたバスが、市内中心部(熱海駅~錦ヶ浦)の観光スポットを巡っている。

 

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 このシステムも「自粛」期間中は運休していたのだが、今は普通に走っているらしい。「COVID-19」騒ぎで出ばなをくじかれたものの、4月からちょっとレトロな新型車両「彩」がデビューしていて、本格的に乗客を乗せ始めたのはこの秋からだ。

 

http://www.tokaibus.jp/page.jsp?id=6173

 

 地元民の僕は乗ったことはないバスだが、観光客は是非利用してもらえればと思う。熱海の市街地は本当に狭く、ほとんどの道も1車線だ。あまり沢山の乗用車がやってくると、すぐに渋滞を起こす。1時間に1回とは不便だが、利用者が増えれば1時間に2回廻ってくるかもしれない。

 

 晴れ間も出て小春日和になったこの日、街を歩いていて回送ではあるが「彩」の車両を見ることができた。それなりに綺麗に仕上がっている。ちょっと得をした気分になって、今日は久々にお一人様ランチを食べようと思う。足が向いたのは、以前紹介した蕎麦居酒屋の「善作」。

 

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 「Go To Travel」東京発もOKになって、観光客がかなり戻ってきているはずだが、少しランチタイムを過ぎたせいか、客は僕だけ。申しわけないなと思いながら、海老おろし蕎麦(980円)を注文した。ここの蕎麦は、手打ち・手切りで作り置きなどしない。待つこと5~6分でこれが運ばれてきた。

 

 熱海銀座など流行っている店もあるのだが、ちょっと路地に入るとそうはいかないのかもしれません。味はもちろんOKですが、メニューが心なしか値上がりしたような。まあ仕方ないでしょうね、この騒ぎが収まるまでもう少し頑張ってくださいね。