Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

四川料理を食べるなら

 午前中のビデオ会議が終わり、次は16時から。少し時間が空いたので今日のランチは外食することにした。コンビニに用事もあるのでマンションを出て、最初の交差点で迷った。熱海駅方面か、銀座通り方面かどちらに行こうか決めずに出てきてしまったからだ。どちらにもコンビニもレストランもある。交差点の前には例の「謎の台湾料理店」があって開いてはいるけれど、正直入る気にはならない。

 

 銀座通りは最近観光客も(平日でも)多く、ランチに行列が出来ていることもある。そもそもディナー時しか開かない「お酒の店」も少なくない。足は自然と駅方面へ向いたのだが、高級中華の店「壱番」は定休日、「小泉元総理が愛した店」が看板の料理店も半分シャッターが閉まっている。とぼとぼ歩いて最も近いセブンで用事を済ませた。ふと見ると、半年ほど前に一度ランチを食べて美味しいと思った「天煌飯店」が開いている。

 

https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/04/19/140000

 

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 春以降「COVID-19」騒ぎで長らく臨時休業が続いていて、8月には営業再開をしたらしいのだが僕が通りかかるといつも「準備中」の表示だった。それが「営業中」の文字、実に半年ぶりのことである。早速入ったところ、春とはレイアウトが違う。アクリル板が設置してあって、4人掛けテーブルの半分を2人掛けにしてスペースをとっている。先客は一人だけ。

 

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 ランチは均一850円(税込み)で、10種類ほどある。前回は「回鍋肉」を食べたが、今度は四川風なものをと考え「小エビの四川炒め」を注文した。料理が来ないうちに先客が立ち上がって、店には僕一人。

 

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 5分ほどたって運ばれてきたのがこれ。ご飯と中華スープ、搾菜、杏仁豆腐にエビの炒め物が綺麗な器に入っていた。小エビどころではない大きさで、数えたら8匹もいた。野菜の種類の豊富で、思ったほど辛くない炒め物。ゆっくり味わうことができた。厨房の中は見えないのだけれど、初老の夫婦2人だけでやっているようなお店。お値段も手ごろだし、失礼ながら「壱番」とも遜色ないお味だった。

 

 四川料理を食べるならここでと、改めて思いました。僕が東京から帰ってくる「禁酒日」の夕方に開けていてくれると嬉しいのですが・・・。まあせめて時々ランチにでも来ますよ。ごちそうさまでした。