Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

年末年始「巣ごもり用」の11本

 どうやら「COVID-19」の流行第三波がやってきたようで、北海道の感染蔓延がひどい。ススキノ中心にクラスターが発生、札幌市封鎖の案も出ているようだ。僕らの休暇先函館でも何人かの感染者がでて、警戒レベルを上げる県庁での議論の最中に、函館空港からのフライトで戻ってきた。

 

 政府の「分科会」では、年末年始の休暇が正月3日で終わるのは短いとして、初詣などの「密」を避けるために休暇延長論が出ている。当家のような不信心者は初詣など行かないし、篤い信心を持つ人は誰が何と言おうと三が日に参拝するだろうから、休暇を伸ばしても効果があるようには思えないのだが・・・。

 

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 とはいえ政府の意向は重要、政府要請は経団連など業界団体に降りて来て、そこから各社に申し入れがある。僕のオフィスも「年末年始は有休活用で長く休むように」との努力目標が設定された。言われなくても年始にちょっと長い休暇を取るのは、当家のここ数年の日常。今年はローマ、昨年はマドリッドバルセロナ、一昨年はホノルルと年始発の旅に出ている。しかしさすがに、来年の正月はそうもいくまい。

 

 恨めしく青い日系航空会社のサイトを眺めていて、結局「巣ごもり」しかないと思った。それならば仕入れるべきものがある。そのまま航空会社のサイトから、ワインを発注することにした。見てみると、以前よりワインセットの種類が減ったような。まあ仕方ないよね。あしかけ10ヵ月近く国際線がほぼ飛べない状態なのだから、新しくワインの仕入れもしないだろうし。在庫は、僕のような凶悪なマイラーが漁ってしまっているはずだから。

 

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 気を取り直して双方15,000マイルの赤ワインセット(6本)と白ワインセット(5本)を発注した。驚いたことに中1日で届き、当家のワイン置き場は一杯になってしまった。キアンティやカリフォルニアのジンファンデルなど、見慣れたワインも多い。一方で味見したことのない新顔もあって、期待がもてそう。あとはこれらに合う食材の調達だなと自分に言い聞かせた。

 

 ちょうど世は「ボジョレー・ヌーボー」の季節です。しかし僕らは新酒よりじっくり寝かせたワインが好きなのでボジョレーなどに目は向けません。年末年始まで大事に保管して楽しみますよ。