Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

少しずつ観光客は戻っているが

 秋の行楽シーズン真っ只中だが、ここ熱海はまだ寒風は吹いてこない。9月末で「COVID-19」感染拡大防止の制約の多くは解除されたので、そろそろ観光客に戻ってきてほしいところだ。ただ僕自身は「GoTo」には賛成できない。結局、高級施設に不似合いな客が押しかけ、常連を駆逐してしまい自分たちはリピートしないので施設は寂れる一方だ。

 

 熱海銀座と熱海駅を結ぶ曲がりくねった道路は、路面化の設備補修工事で渋滞している。緊急事態宣言中にやっておけばよかったのだろうが、そのころは伊豆山土石流対策で人手を割けなかったのかもしれない。久しぶりにこの道を歩いていて、新しい店がいくつか開いていることに気づいた。

 

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 いや開店そのものはしばらく前だったのかもしれないが、観光客が戻るのを待っての本格開店ということかもしれない。その一つが「毒饅頭」のお店。タレントさんたちからのお祝い(胡蝶蘭)が大量に飾られているところを見ると、有名店なのかもしれない。ちなみにこの日は開店しているが「完売」状態。

 

 1車線しかない「幹線」道路は、バスやタクシーなど含めて渋滞がひどい。まあ「選挙カー」がいなくなっただけでもマシだが。先日久しぶりに「市民食堂」でランチを食べたのだが、今日はこの道沿いのお店「天煌飯店」に寄ることにした。

 

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 このお店もずっと閉店していて、3ヵ月ぶりくらいだろうか。僕が入店するようになったころにはランチタイム営業のみで、それは今でも続いている。「毒饅頭」のお店の隣は「天煌飯店」である。昼時なのに先客はおらず、いつものフロア係の女性に「鶏の四川風炒め定食」を注文した。ここの850円ランチは、10種類ほどあるが、ほとんど試食済み。四川料理と銘打っているが、さほど辛くないのがありがたい。

 

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 待つこと5分ほどで運ばれてきたのがこれ。杏仁豆腐やザーサイ、ご飯は以前のままだがスープは大きめの器に入った「卵スープ」に替わっていた。これがなかなか滋味深い。メインの鶏炒めには、シイタケ・ニンジン・ピーマン・タケノコが入っていて、彩りがいい。お味も、懐かしい安心できる味だった。

 

 表の道を、観光客らしき影が通り過ぎる。少しずつお客さんは戻っているようだが、このお店は以前より寂れてしまった。閉めている間に、常連も離れてしまったのかもしれない。僕も精々、といっても1回/月くらいは来ますから閉めないでね。